内容説明
事業の承継はオーナー社長にとって経営改善のチャンス。円滑に引き継ぐだけでなく会社を大きく発展させる事業承継とは？自社株評価を一時的に引き下げて承継する、経営承継円滑化法を活用し、資金調達の問題を解決する、少人数私募債の発行で所得税、法人税の節税につなげる、生命保険を徹底的に活用する、他益・遺言信託を活用して事業承継する、など、経営を承継するために必要な視点をベースにした「１５の戦略」を紹介。
目次
第１章 時代とともに困難さを増す中小企業の事業承継（自社株評価が数億円に；七〇代からの事業承継では手遅れになる可能性がある ほか）
第２章 事業承継の失敗が会社存亡の危機を招く（後継者難で止むなく会社を売却；時期尚早の事業承継で失敗 ほか）
第３章 会社を繁栄させる事業承継１５の戦略（自社株式や個人資産を整理し、「事業承継計画書」を作成する；株式は「分散」させずに「集中」させる ほか）
第４章 円満リタイアで会社を永続させてこそ、事業承継は成功（中小オーナー企業の永続的承継のために；従業員の引き継ぎこそが企業永続のカギを握る ほか）
著者等紹介
後藤みや子［ゴトウミヤコ］
合同会計未来財務税理士。大阪府生まれ。自動車販売店、保険会社を経て、２００７年中野洋税理士事務所入所。２０１０年税理士登録。企業の顧問税理士のほか、セミナー講師の実績も多数。得意な分野は事業承継、相続税・贈与税（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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