メッセージ〈1〉―私の震災体験

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344918610
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

東日本大震災で大きなダメージを受けた故郷(ふるさと)のために、一体何ができるのだろう?国の支援をただ受け入れるだけで良いのか?どうすれば新たな一歩を踏み出せるのか…。悶々とする日々に、ある時出会いが突然やってきて―。福島を南相馬をどうにかしたい。震災の「それまで」と「それから」を見つめる著者が未来に託すメッセージとは?克明に綴られる、男たちの研究と挑戦のノンフィクション。

目次

第1部 私の震災体験とNPO法人“ふるさと”回想(私の震災体験;長沼先生との出会い、そして始まり;静間先生と;環境放射線量計測作業のこと;私の独り言)
第2部 南相馬での調査活動―データ編(南相馬での支援活動の始まり;空気中放射能の測定;河川の調査;地下水の調査;畑と田の土の除染テスト;試験農地での野菜の生産)

著者等紹介

櫻井雄志[サクライユウシ]
福島県南相馬市出身。1951年生。福島県立小高工業高等学校卒業後、実業団バレーボール部入団。退団後、東京測量専門学校入学。卒業後、28歳に現、(株)日建を起業。2014年、原発事故による環境放射線量計測に従事すべくNPO法人『ふるさと』を設立

静間清[シズマキヨシ]
1949年生まれ。島根県出身、1972年広島大学理学部物理学科卒業、1974年同大学院理学研究科修士課程修了、1977年同博士課程単位取得退学、理学博士。1979年7月広島大学工学部助手。1992年7月同助教授。1997年12月同教授。2013年3月定年退職。2013年4月から2018年3月まで広島大学特任教授、2018年4月より広島大学客員教授。この間、1980~82年西ドイツ、ユーリッヒ原子核研究所客員研究員。専門は広島原爆による残留放射能の測定、地下水ラドンの測定。工学研究科放射線取扱主任者を務めながら2003~04年放射線取扱主任者部会中国四国支部長。2007~13年日本原子力学会中国四国支部支部長。2013年より広島平和記念資料館展示検討委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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