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内容説明
男に扮し、騙り屋として旅をするアルは、その道すがらトラブルに巻き込まれていた男・テオと出会い、ともに旅をすることになる。石から生まれる霊を育て使役する『石霊使い』のテオと幼い頃に別離した幼馴染みの面影を胸に秘めたまま明るく前向きに生きるアル。互いに異なる目的を持つ二人の行く手に待ち構えている陰謀とは…。西魚リツコの描く長編ファンタジーロマンがここに登場。
著者等紹介
西魚リツコ[ニシオリツコ]
元漫画家。眼底出血により小説家に転向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もみち
4
【図書館】『石霊と氷姫』というタイトルにつられたのに、石霊と氷姫もあんまり出てこない。リーサイオンはとって食えないやつで読んでる側としても安心しきれないし、テオも役に立たないし、アルテミスと氷姫というヒロインに対して、ヒーローがいない印象で物足りない。2016/09/07
月華
4
図書館 2010年2月発行。図書館で見かけて借りてみました。アルのだましには大丈夫かなとドキドキしましたが、何とかなってしまっていました。リースはアルの思っている人とおりの人なのかと思いましたが、アルのことを覚えていて、すさんだ人ではなかったのにはちょっと安心しました。タイトルの氷姫とあるのは、お姫さまは重要なキャラになるのかな。2014/08/30
桃水
4
アルの行き当たりばったり加減にハラハラさせられます。早く続き読みたいです~2010/03/05
かや
3
石霊が不思議で神秘的で素敵だな。アルの騙りが見事だった。テオが復讐をやり遂げられるか気にならな。リースや氷姫といったなかなか本心を見せない人たちの心情が気になる。下巻でも相棒になりかけて宮殿とリースの元にそれぞれ別れてしまったアルとテオがどうなっていくのか楽しみ。2016/12/02
deltazulu
3
これはワクワクさせてくれるお話しだなあ。騙りの女の子・アルと石霊使いの男の子・テオ、奴隷上がりの巡察使・リーサイオンと殿方に心許さない姫・プリディオーネが、別々の目的で動いているのに、どこか繋がっているので、もしかしてこうなるんじゃ……といろいろ想像させてくれる面白さがあります。一番可愛いのは、たくましく生き延びてるアルです。危なっかしいんだけど頑張れって応援したくなる娘さんです。陰謀やらに巻き込まれてますけど、幼馴染みのリーサイオンと無事会えるといいなと思いいな。下巻が楽しみ2010/05/24