出版社内容情報
理解するのは、あとでいい。まずは心の窓を開けてみる。「日本は世界的に見ても美術館大国。私たちはいつでも素晴らしい作品に出会えます」。豪華オールカラー、55の名画掲載。アート小説の大家が日本全国の美術館を巡り至宝とコンタクト。モネ、ルソー、セザンヌ、ウオーホル、東山魁夷、草間彌生――。古今東西の今見るべき名画を厳選し徹底解説。大人気番組WOWOW「CONTACT ART」待望の書籍化。
内容説明
モネの絵はなぜ動いて見えるのか?ルソーは虎の敷物を見て絵を描いた?ゴッホが憧れたミレーの強さとは?日本全国の今見るべき名画を、徹底解説!豪華オールカラー、55の名作掲載。
目次
ジャン=フランソワ・ミレー“種をまく人”―心のままに、種をまけ。
ギュスターヴ・クールベ“波”―人生、晴れの日ばかりじゃない。だから、面白い。
シャルル=フランソワ・ドービニー“オワーズ河の夏の朝”―大きな風に吹かれた若木は、やがて大木になるだろう。
クロード・モネ“アヴァルの門”―一瞬が、一生だ。ポール・セザンヌ“ガルダンヌから見たサント=ヴィクトワール山”―自分を信じて“その時”を待つ。
アンリ・ルソー“第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神”―夢を見る。夢と生きる。
グスタフ・クリムト“人生は戦いなり(黄金の騎士)”―“強い”は“美しい”の同義語である。
エゴン・シーレ“カール・グリュンヴァルトの肖像”―見る前に跳べ。
サルバドール・ダリ“ポルト・リガトの聖母”―全身全霊で闘ってこそアーティストだ。
アンディ・ウォーホル“エルヴィス”―受け止める誰かがいてこそアートになる。〔ほか〕
著者等紹介
原田マハ[ハラダマハ]
1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。12年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五郎賞受賞。17年『リーチ先生』(集英社)で新田次郎文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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