孤独という道づれ

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  • サイズ 46判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344034617
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

日本とフランスを行き来した、60年の苦や楽や、三度の別れで気がついた、孤独という宝もの。晩年の物忘れも、うっかり転んだ骨折も、当世流行りのアポ電も、おどけとハッタリで描ききる16編の会心エッセイ集!

目次

初めての小説
落ちてきた青い封筒
わたしの物語
親しい仲にもスキャンダル
一人舞台と、ブタペストから来た友人
下品力
八十五歳の、見栄とはったり
マネージャーのメモ
カード詐欺、勝負処はドジと勘
顔に流れる川
装い
言葉
嗚呼、法律!わたしの「独立記念日」
孤独という道づれ

著者等紹介

岸惠子[キシケイコ]
横浜市出身。女優、作家。『亡命記』(アジア映画祭主演女優賞)、『おとうと』(ブルーリボン賞主演女優賞)、『かあちゃん』(日本アカデミー賞最優秀主演女優賞)など数多くの名作に出演。24歳の時、結婚のため渡仏。四十数年のパリ暮らしの後、現在はベースを日本に移しながら、フランスと日本を往復して活動の場を広げている。海外での豊富な経験を生かして作家、ジャーナリストとしても活躍。1983年『巴里の空はあかね雲』で日本文芸大賞エッセイ賞、94年『ベラルーシの林檎』で日本エッセイストクラブ賞、2017年菊池寛賞を受賞。11年フランス共和国政府より芸術文化勲章コマンドールを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

175
岸 惠子、『わりなき恋』に続いて2作目です。良い意味でも悪い意味でも、大女優の上品なエッセイでした。86歳にて、まだまだお元気です。オススメは、アラン・ドロンを描いた表題作の『孤独という道づれ』です。2019/08/06

PAO

28
「受けた傷や、躓きを自分で治すのよ。誰かに頼ったりしないの。そんな生活をしている私は年を取ってる暇なんかないのよ」…そんな岸さんが私は大好きです。でも殆どの日本人は”一切なりゆき”が身近と錯覚しウケるのでしょうね。『わりなき恋』の誕生秘話や週刊誌ネタが出鱈目だったとも書かれていて再読したくなりました。日本が「岸惠子という奇跡」を生んだこと、そして「下品力」を持てない孤独な日本人にとって「岸惠子という道づれ」がいることを心から嬉しく思います。「強くはない。でも絶対に弱くはない」とはパリの紋章の如く素敵です。2019/10/14

aloha0307

26
「死を現実として切実に考えている人生最晩年ではあるが、自分を”年寄り”だとは一瞬たりとて考えたことはない」~これぞ、岸さんの矜持の根幹ですね✿ いい意味での下品力がないから、ベストセラーがない...いやいや、そのままの岸さんがいいです(大衆迎合の要なし)。着物を着られるとき二段階で腰紐をギュ...この着こなし感は貴女でないと描けません☘ ドワーノ監督:”水の流れている顔”...己もそうやって年輪刻みたい!☺ 先日の”徹子の部屋”ご出演~とても艶やかでした✿✿2019/07/15

ひろりん

14
岸恵子さんの書籍は、以前から読みたいと思っていました。文字が大きくて読みやすかったです。女優というで、勝手に華やかなイメージを持っていましたが、国際結婚、離婚、娘さんとお母様の事、紆余曲折を経て、色々ご苦労されたのだなぁというのがざっくりとした感想です。アランドロンの事も印象深かったです。そして、今後も書き続けるとの事、素晴らしい!!他の書籍もよんでみたくなりました。2019/06/19

ジュースの素

12
岸恵子の作品は概ね 日本人の読者には素直に受け取れない事が多い。これは彼女の過ごしてきた長年のエッセイだ。 普通に暮らす日本人には想像もつかない彼女の人生は波乱と華やかさと奔放と理不尽が入り乱れる実に山と谷の多いものだった。そこに来て彼女の鼻っ柱の強さと負けん気が加わり、更にデコボコいっぱいの経路を辿った。かなりのノーテンキさもあって「失敗」も多く、笑い種だけではない哀れさも。日本での映画やテレビも幾つも断っている。年齢を経たそれなりの役しか日本には無いのが問題。もっと大人を扱った役が欲しい。2019/09/05

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