震度7の生存確率

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震度7の生存確率

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344030503
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0095

内容説明

本書は、他の防災本とまったく違います!一番の特徴は、これまでの防災で抜け落ちている「発災の瞬間」に焦点を合わせていることです。準備も必要ですし、発災後の生活も大事です。ですが、発災の瞬間を生き残れなければ、そこであなたの人生は終わりです。ありそうな状況に基づくQ&Aであなたの生存確率がわかる!家庭で、職場で、みんなの意識を共有したい究極の1冊!

目次

第1章 あなたの生存確率は?(30年以内の発生確率70%の首都直下地震と南海トラフ巨大地震を生き残れるか?;震度7の生存確率 その時、あなたは? ほか)
第2章 巨大地震であなたが直面する危険(本格化する首都直下地震と南海トラフ巨大地震への対策;あなたに迫る危険は? ほか)
第3章 生存確率を高めるノウハウ(発災の瞬間の基本姿勢 ゴブリン・ポーズ;教室の安全性は高い…公立学校施設の耐震改修状況調査 ほか)
第4章 発災後にはじまる長い戦い(首都直下地震発生;首都直下地震の発災から3カ月後 南海トラフ巨大地震発生)
おわりに 巨大地震に立ち向かうための自助・共助(生存リミット72時間は数字のマジック;発災の瞬間から数日間の公助は期待できない ほか)
資料編

著者等紹介

仲西宏之[ナカニシヒロユキ]
一般社団法人日本防災教育振興中央会代表理事、総合危機管理学会理事。1959年広島県生まれ。80年大阪工業大学建築学科在学中、起業を機に同学を中退。阪神・淡路大震災の被災経験からボランティア活動に取り組み、各地域の防災教育NPOの全国組織の創設を呼びかけ、2015年7月一般社団法人日本防災教育振興中央会設立

佐藤和彦[サトウカズヒコ]
一般社団法人日本防災教育振興中央会理事、総合危機管理学会理事、一般財団法人日本総合研究所特任研究員。1963年埼玉県生まれ。東京経済大学経済学部経済学科卒業、慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了。一般財団法人日本総合研究所主任研究員経営研究部長を経て2016年6月退職、同年10月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

75
大地震が起きたときにどのような対処をすれば生存率が上がるかをクイズ形式で紹介、震災時の危険なこと他に地震発生事後をシュミレージョンなど。生存確率はあくまで確率であって現場の状況や環境でも大きく変化すると思う。本の後半にある物語形式のジュミレーションも内容がすこし甘いような気がした。災害に確率というものをあてても意味がないように感じた。むしろどう対応してゆくのかについてに特化した内容のほうがよかったと思う。しかし内容で気になったのは屍体の処理やトイレ、汚物の問題。食料以上に大切な課題だ。2017/07/25

yyrn

24
災害列島ニッポンに暮らしている以上、いつかどこかで遭遇する大災害への心得として、特に都市部に暮らす人たちは一度読んでおいた方が良い。様々な場面でのリスクが紹介されていてクイズ形式でどちらの選択が生存確率が高いかを解説してくれるが、確率が高くても亡くなる時もあれば、低くても助かる時があることを10年前に身近に見聞きしているので、あくまで参考として読めば良いと思うが、ただ一つ言えることは、不幸な出来事を自分以外のせいにすると一時的に心の平穏は保ても後悔の念は続くので、まずは気づいたところから対策を始めてほしい2020/11/15

たまきら

23
読み友さんから。これはためになります。地下鉄で通勤している自分。知らないことがたくさんあって家族で「へえ!」とQ&Aに夢中になりました。私が(質問の中では)生存率が高いものを選びすぎたので夫がひがみましたとさ。ぷぷぷ。これ、東京で地震に怯えている方にはぜひおすすめします。知るって本当に大切だなあ!2017/08/19

七月せら

22
震災発生のその瞬間をどう生き残るか、に焦点を当てた本。事前の備えや避難については様々言われているけれど、全ては「その瞬間」を生き残らなければ意味の無いことだとよく分かりました。震災発生時の様々なシチュエーションに対してクイズ形式で行動を選択し生存確率が分かる問題や、震災を想定した物語形式のシミュレーションが分かりやすく、有用な知識をいろいろ身につけられたと思います。震災が起きたらどう行動するか、常にとは言わないまでも普段から意識しておくことが大切。2017/02/02

えな

11
必読。震度7レベル発災の瞬間に焦点を当てた本。冒頭にクイズが多数あり、解くうちに大体の傾向が理解できる。震度7だと机の下に入っても机ごと吹っ飛ぶ。今までの常識では通用しない。家族にも改めてこのクイズを実施した。・その瞬間動けなくなる可能性が高い・麻痺を解くために大きな声を出す・大きな声を出しながらゴブリン・ポーズをとる・三角形の空間を瞬時に見極める(頑丈な柱の近く等)・電車の中ならつり革等をしっかりつかみ倒れないように・エレベーターならすかさず全階のボタンを押す など。帰宅シミュレーションもわかりやすい。2018/08/12

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