約束の日―安倍晋三試論

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344022379
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0095

内容説明

11月25日、同じ日に首を刎ねられた吉田松陰、三島由紀夫になぞらえながら、文学とは対極にある政治家を、文藝評論の対象にしたスリリングな試み!明確な理念と果断な実行力で日本を改造しようとした政治家の、ドラマチックな挫折と葛藤―。

目次

1 安倍晋三内閣発足
2 組閣
3 教育基本法改正
4 スキャンダル暴き
5 正面突破の「戦う政治」
6 大臣の死
7 年金記録問題「炎上」
8 孤独な続投宣言
9 健康問題と靖国
10 辞任

著者等紹介

小川榮太郎[オガワエイタロウ]
昭和42(1967)年5月生まれ。文藝評論家。創誠天志塾塾長。大阪大学文学部卒業、埼玉大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やじ

25
ずっとイメージは国民vs日本、国民は善で政治は悪でした。第一次安倍政権時、安倍総理が成し遂げた数々の功績を、知る機会はありませんでした。「美しい国」なんて言ってるけど、ちょっとこの方大丈夫?と朝日新聞的な嘲笑を真に受けていました。そして私達は民主党政権を誕生させてしまいました。再び安倍総理が帰って来て下さった事は、どんな小説よりも壮大なドラマのようで、神懸かっていました。終わりの、「私は、切望している」のくだりからの約2ページは涙でした。今だから安心して読めましたが、民主党の時だったら、号泣したでしょう。2014/08/24

それいゆ

25
朝日新聞は、沖縄の珊瑚礁が何者かによって落書きで傷つけられたという自作自演の捏造記事を掲載したことがあります。朝日は信用できない三流新聞なのです。自ら情報操作して安倍政権を潰そうとした、そのやり口はひどいものです。「とんでもない朝日」の面目躍如です。主筆が「竹島は、いっそのこと韓国に譲ってしまったら」とエッセーを書くというのも信じがたいですが、朝日ならあり得ることです。松岡農水大臣の自殺のときの社説も、安倍総理に閣僚の自殺責任を負わせるかのような書きぶりです。本当に情けないの一言です。2013/01/03

T坊主

22
なぜ第一次安倍内閣が歴代首相よりマスゴミ特に朝日新聞にたたかれたかがこの本によってその経緯が大体わかりました。そして朝日新聞がいかに日本にとって国賊的存在かが知れました。年金問題では朝日+民主党+社保庁の利害が一致したので、反安倍の布陣を敷いたことがわかる。どちらにしても、安倍氏には日本の戦後体制の総決算をしてもらいたいものです。昨日終戦記念日を迎えて、相変わらず中韓は馬鹿の一つ覚えのように非難し、日本がますます右傾化すると騒いでいるが、誰が戦争をしたいと思っているのでしょうか。得する事は何もないはず。2013/08/16

takam

18
安倍さんは理想家であり現実家である政治家である。そのせいか小泉さんや麻生さんのように華があるようなカッコいい政治家ではない。マスコミ受けしないかっこ悪い政治家だと思う。ただ、抵抗勢力との権力闘争が行われている環境に身を置いて真摯に戦っているからこそ、国民からはかっこ悪い姿しか目に映らないのだろう。どんな危機的状況でもパフォーマンスで安易に人気を集めようとしないし、抵抗勢力の圧力が強くなっても辞職しないことは権力欲からではなく使命感からだろう。権力欲だけならば中小企業の社長の方が割が良い。(続く2020/04/20

そうたそ

17
★★★★☆ かなり安倍さん側のテイストになっていると思うが、安倍バッシングの偏向報道ばかりのメディアを見ていると、こういう本も出てきてもらわなければ困る。安倍さんがFacebookを利用し始めた頃から、じわりじわりと浸透しつつあるマスコミの偏向報道。某国の革命もFacebookから始まったという。安倍氏の辞任を「オナカイタ」などと揶揄したばかりに謝罪するメディアの姿も記憶に新しい。メディアを信用せず、自身が首相がどういう政策をおこなおうとしているのかを知り、正確に評価していくことの重要性に気付かされた。2013/02/03

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