内容説明
養生とは字のごとく命を養うことである。命を養うとはどのようなことなのか、東洋医学、東洋哲学、心理学、行動学、健康科学、健康心理学など、さまざまな領域の研究者によって、現代にまで生きる養生学の思想と実践をわかりやすく解説した。
目次
1 日本における養生思想の歴史
2 『養生訓』と健康心理学
3 禅に見る養生・健康観―癒しと禅修行について
4 養生と身体心理学
5 東洋医学における健康の概念
6 中国近世の神仙養生術―『霊宝畢法』の内丹法より
7 認知行動療法と養生
8 養生法としての瞑想
9 相補・代替医療における心身の医療mind‐body medicine―マインドフルネス養生法
10 養生法としての操体法
著者等紹介
石井康智[イシイヤストモ]
1970年早稲田大学第一文学部哲学科心理学専修卒業。1976年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了(心理学専攻)。早稲田大学文学部助手。1983年早稲田大学文学部専任講師(心理学専修)。1986年早稲田大学助教授。1991年早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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