出版社内容情報
薩摩藩(鹿児島)の貧しい下級武士の子として生まれた西郷隆盛(小吉・吉之助)は、藩主島津斉彬らの影響を受け、次第に天下に目を向けるようになる。幕末から明治へ――波乱の時代を駆け抜けた英雄の生涯を描く。
小前 亮[コマエリョウ]
著・文・その他
内容説明
「さあ、時代を変えにいこう」薩摩藩の下級武士の家に生まれ、明治維新の中心的な役割をになった、稀代の英傑の生涯を描く。2018年大河ドラマの主人公。
著者等紹介
小前亮[コマエリョウ]
1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kiyoboo
18
NHK大河ドラマで話題の「西郷隆盛」を読んでみた。児童書だけあって読みやすく、楽しく読めた。下級武士の西郷が斉彬に連れられ江戸詰めとなる。聞き上手で裏表のない西郷は江戸では思想家に話を聞いたり、他藩の武士とも交流を持つ。勝海舟や坂本龍馬、桂小五郎などにも会う。身体も心も大きい西郷は受け入れられ、薩長同盟は成立する。藩を代表する振る舞いに薩摩の藩主はおもしろくない。このあたりの調整がむずかしいが、激動の時代の舵取りをしていくあたりで上巻は終わる。初読みの作家さんだが大変よかった。2018/02/20
あお
1
読書感想分の課題図書。歴史の流れをつかむ本を読んだあとだったので、頭に入ってきやすかった。敬愛天人がここからきてるのか。2018/06/08
ミヤ
0
「薩摩藩は、長州藩に同盟を申し込みます。」この時の西郷に感動した。2018/01/08
まめもやし3
0
時々頑固で的外れな時もあったんだ。人の話をじっくり聞く男。2017/11/12
りんこ
0
初読。2018/11/02