出版社内容情報
「た」をぬく「たぬき」の「たぬきびん」、「こ」をとる「ことり」の「ことりびん」など、動物の宅配便屋さんが運ぶと…あらら、荷物が大変身!イラスト内のダジャレ探しも楽しい!かわいくって楽しい言葉遊び絵本。
内容説明
たをぬくたぬきのたぬきびん、はこんだにもつがへんしんするよ!わたがしは、なにになるかな?動物いろいろ!楽しい言葉あそび絵本♪
著者等紹介
林木林[ハヤシキリン]
詩人、絵本作家、作詞家。言葉遊びの分野でも活躍
出口かずみ[デグチカズミ]
画家、イラストレーター。小人の豆本を作ったり猫のイラストを描いたりしながら、幼稚園の絵画教室の講師をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
134
たぬきさんが預けた「わたがし」は「わがし」に。ことりさんが預けた「たいこ」は「たい」に。預けたものが変身して届きます。きつつきのお店には「つつくなきけん!」「コツコツがんばるきみへ エール便」のポスターが。洒落が利いたことば遊び満載の一冊。隅々まで楽しめますが、なかなか頭を使いました。疲れたー。2020/10/24
れっつ
43
林木林さんの言葉遊びが冴えている!そこへ出口かずみさんのこの絵と来たら、間違いなく隅々まで工夫が効いた面白さで、どなたにも胸を張っておすすめできる。さてテーマは"宅配便"である。預かった荷物は、それを取り扱っている動物の種類により、違う荷物へと変貌を遂げる。そんなことがあっては困る!と思われるが受け取る側は案外喜んでいたりする。宅配業者に"たぬき"と"ことり"まではわかったが、もぐらやキリンまで!さすが林木林さん…笑。更に続きもあり、見返しまで変身している。各宅配便のお店の掲示物やページ端も笑い過ぎ注意!2021/07/08
くぅ
29
こりゃ読むのが地味に大変だった。言葉遊びのえほん。言葉遊び自体はまだ理解できていないけれど、ヤマト運輸が大好きな息子は宅配便の話として楽しめたみたい。最後の最後、"おやすみなさーい"と読んだと同時に息子のまぶたも閉じました(笑)お風呂あがりに読むっていう約束をしたから読んだけど…夕ご飯を食べずに寝ちゃった(*´ω`*)ゞ「くぅちゃん、今日はかなりでっかい声で読み聞かせしてたのにね!」と旦那ちゃん。さてさて、少し自由な時間ができました♡(3歳3ヶ月)2020/09/05
anne@灯れ松明の火
28
宅配便とかトラックが出てくる絵本が気になる。貸出中が多くて、やっと出会えたが、林木林さんなので、言葉遊びの本で、思っていたものとは違った。でも、楽しい~! でもでも、こんな宅配便があったら、大変! だって、”たぬきびん”に頼むと、”わたがし”を送ったのに、”た”を抜いて、”わがし”が届くんだよ(笑) 出口かずみさんの細かいところまで、遊び心満載の絵も楽しい。こういうのは、出口さんのアイデアなのかな。林さんのかな。沢山の人に読まれたようで、かなり傷んでいた(苦笑)2022/12/06
りーぶる
26
ものすごい読みにくかったけど、良く考えられている絵本だった。娘にはまだまだ難しい。けれど、絵がとても細かく描かれているので、見ているだけで楽しいみたい。「びーん」って言いながら何度も読んで、と持ってきます。(2歳6ヶ月)2019/01/25