アート・スピリット

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  • サイズ B6判/ページ数 353p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336054104
  • NDC分類 704
  • Cコード C0071

出版社内容情報

1923年初刊以来アメリカの若き芸術家のあいだで熱狂的に読み継がれてきた芸術指南書のロングセラーがついに邦訳。

1923年初刊以来、アメリカの若き芸術家のあいだで熱狂的に読み継がれてきた芸術指南書のロングセラー、その名も『アート・スピリット』。 デイヴィッド・リンチやキース・へリングも影響を受けた名著を詳細な解説(滝本誠)と共に本邦初訳でお届けする。著者のロバート・ヘンライ(1865‾1929)は、20世紀初頭のアメリカ・モダニズムアートシーンで活躍した画家。彼は長年美術学校で教鞭をとり、その講義録が本書と元となっている。日本ではもちろん、アメリカでも知名度の低い画家の講義録がなぜ80数年にもわたって現役の芸術書として読み継がれているのか? その秘密は一読して分かる……つまり本書は「美術家志望の若者にとって体中を電気が走るような体験をもたらす書物」であり、「冷静ではいられなくなるような、親身なアジテーションの書」だからだ。「画家本人が自分のアート観、現場での実践的な教えなどを披歴した書物は少なくないが、美術書としてだけでなく、青春の書、人生の書として読み継がれてきたものはほとんどない。当の書き手の画家としての名声がほとんど沈んで以降も書物は残った。そうした意味で『アート・スピリット』は例のない稀有な存在感を示す」(以上カッコ内は解説[滝本誠]より) 今までなぜか邦訳されていなかった<幻の名著>だが、必ずや日本の若き芸術家たちの魂に響く言葉があるにちがいない。

内容説明

1923年、当時人気画家だったロバート・ヘンライ(1865~1929)による実用的かつアジテーションに満ちあふれた美術講義録は、刊行後すぐさま若き芸術家たちにとってのバイブルとなる。以後80年ものあいだ、画家の名声は消え去っても書物は残り続け、芸術書としてだけでなく人生哲学の書として読み継がれてきた…幻の名著を本邦初訳でおくる。

目次

まず最初に
肖像画の条件
パレットの上に色をおく
背景について
立体感について
色彩について
筆遣いについて
想像力について
見ることについて
情熱について〔ほか〕

著者等紹介

ヘンライ,ロバート[ヘンライ,ロバート][Henri,Robert]
1865‐1929。アメリカの画家・教師。20世紀初頭、都市のリアルな現実を描くムーブメントを創りだした“ジ・エイト”のメンバーとして活躍。美術学校の教師としての名声も高く、教え子にエドワード・ホッパー、マン・レイなどがいた。1923年、講義や書簡をまとめた『アート・スピリット』を刊行。以後、若き芸術家のバイブルとして、現在も版を重ねている

野中邦子[ノナカクニコ]
1950年東京都生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。出版社勤務を経て、現在翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

53
画学生への講義と手紙で構成した本。著者は今では忘れられている米画家であるが、この本はいまだに読まれ続けている。題名「芸術の魂」の通り、絵画技法や芸術について生活や教育についてなどを熱く語っている。リンチやへリングも感銘を受けたとある。たしかに元気をもらえる本だ。「独創性について。独創性について心配することはない。本人がいくら望んでも、独創性を振り払うことはできない。独創性は人間につきまとい、誰かが考えるよりもずっとしつこくその人間の本性を--善きにつけ悪しきにつけ--さらけだそうとする。」2016/12/06

zirou1984

33
デヴィッド・リンチが「アート・ライフに規範を与えたバイブルのようなもの」と称する、修造以上の熱さと確信を打ち抜く情熱が込められたアート啓蒙書。画家を目指す生徒への教えや手紙を集めた選集なのだが、とにかく発せられる言葉の数々から溢れ出す魂のパンチラインが破格なのだ。絵画への興味や嗜み関係なく、読書の目と人生を嫌が応にも見開かせる圧倒的パワー。「結局のところ、芸術とは軌跡にすぎない――人が大胆に、そして大きな喜びとともに歩いたことを示す足跡なのだ。」国書刊行会によるクールな装丁や丁寧なのに笑える解説も最高。2016/12/02

多聞

15
本書は絵画に全身から向き合った男の情熱や苦悩が剥き出しになった芸術の魂(アート・スピリット)そのものだ。教師でもあったヘンライは、技法のみならずモチベーションの維持、表現者としての日々の在り方などを読者である私たち一人一人に真剣に向き合いながら説いてくれる。絵画の技法は写真にも応用可能であるように、本書はあらゆる形の創作活動に携わる表現者たちにとって頼もしい味方となるだろう。2013/02/17

まさき|SNS採用に強いフリーランス

7
■価値のある芸術はすべて、強烈な人生の記録である。そして、一人ひとりの芸術家による作品はどれも、その人物ならではの特別な努力、調査、発見の記録である。自分を表現するために、その言語は芸術家自身によって慎重に選ばれ、最善の方法で用いられる(p.246)。 ■芸術家は自分で自分を教育しなければいけない。芸術家に何かを教えこむことはできない。自分の身をもってさまざまなことを試していく。芸術家の一生は、長い時間をかけてものごとを調査するプロセスであり、またその結果に自分自身がどう反応するかである(p.246)。 2020/08/24

tipsy

7
芸術家達に読み継がれた芸術書。人生の哲学書としても読まれているのが納得の内容。全体的にポジティブで情熱的。とにかく前に進むべしという雰囲気に満ち溢れている。芸術(表現する事)は言葉の延長であり言葉では表現しにくい壮大な感動と絶妙な感覚を伝えるもの。感受性の鋭い目と、自分の想像力を愛し信じて育てていく事こそ大事なのだと言う。日常の中にある考えや感情の表現、それこそがアートでありそれを日々拾って行こうという彼の思想が詰まっている。自分の想像力を注ぎ込んでこの世になかった物を創り出す人達の素晴らしさを再確認。2015/03/05

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