出版社内容情報
瀬戸内寂聴[セトウチ ジャクチョウ]
著・文・その他
内容説明
この本があなたの生きてゆく道しるべになってくれると幸いです。
目次
長く生きて、愛についてわかったこと
1 男と女
2 くるしみ
3 しあわせ
4 わかれ
5 さびしさ
6 いのり
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年徳島県生まれ。東京女子大卒。1957年「女子大生・曲愛玲」で新潮同人雑誌賞。1961年『田村俊子』で田村俊子賞。1963年『夏の終わり』で女流文学賞を受賞。1973年に平泉中尊寺で得度、法名寂聴となる。1992年『花に問え』で谷崎純一郎賞。1996年『白道』で芸術選奨文部大臣賞。2001年『場所』で野間文芸賞。2011年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。1998年『源氏物語』現代語訳を完訳。2006年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
友蔵
22
愛するとは、思いやる事。思いやるとは想像する事。相手の境遇や心情を想像し自分の事として感じる事。だから、想像力を鍛えなさいという。美しい日本語が詰まった本をたくさん読みなさいという。時に、人に品のない攻撃的な言葉を向ける人を見るけれども、これを美しい言葉でやってみなさいと考えてみる。人を傷つける美しい言葉なんて見つけることができない。使う言葉を磨くとは、つまりそういう事なんだなと思い至る。2018/07/18
スリカータ
11
これまで瀬戸内寂聴さんが出版した書物からの選出した言葉。瀬戸内寂聴さんらしいのか、仏陀もキリストもマホメットも出て来る。チャーミングであり、説教臭くなく、世俗批判もないので肩肘張らずに読める。2020/01/02
ざるめ
11
寂聴先輩の境地に達するには、まだまだよのぉ(^^;)とりあえず心に余裕を持って生きようと思っている(^^)2019/05/14
ひこぼし
8
瀬戸内寂聴さん、気になっていた人の本を初めて読んだ。さらっと読めて良い言葉も多かった。他の本もいつか読んでみたい。図書館本2020/10/31
鏡也
7
おススメされた本。今は分からないだろうけど、年取った時に思い出せ!っていう勧められ方をしたwそこまで覚えている自信はないです><2018/08/24