オニが来た

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334925352
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

だんなさんの家族を、私がちゃんと看取らなきゃならない―日々のなかで明るくユーモラスに死を嗅ぎ取るお嫁さんの、泣き笑いの“介護日誌”。

著者等紹介

大道珠貴[ダイドウタマキ]
1966年福岡県生まれ。2000年『裸』で第30回九州芸術祭文学賞受賞。2003年『しょっぱいドライブ』で第128回芥川賞受賞。2005年『傷口にはウオッカ』で第15回ドゥマゴ文学賞受賞。ほかに『背く子』『素敵』『蝶か蛾か』など。人間関係における微妙なこころ模様を、独特な甘辛い表現で魅力的に描き出す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れんこ

12
ゆったりした流れの本。不思議な雰囲気だけど、違和感なく入り込めた。2014/09/19

tea time

5
読後、モヤモヤ…。面白かった!と手放しでは言えないけど、面白くなかったわけでもない。う~ん…。メッセージ性もあったような気がする。非現実的すぎて、あり得ない、あり得ないと思いながら読んでいたけれど、こういう話も実際あるのかな、あったらそれはそれで面白いかも、と思った。2013/10/04

千葉子

4
ゆったりおっとりした雰囲気が良かった。凄く読みやすい。あんなお年寄りになりたいなぁ。設定はありえないもんだけど、それが良い!みんなで食べるご飯も幸せで美味しそうです。2011/09/13

etoir_lune

3
こんな結婚はいやだよ、と思う一方で一風変わった家族のカタチもちょっといいじゃない、とも感じたり。アンポンタンみたいにほんわりしたご飯が作れる人になりたいな。でも美味しいご飯って一緒に食べてくれる人、家族あってのものだよね。新しい家族が増えてゆくことがこんな優しい風みたいな感じだったらいいよねー。この本のようにおとぎ話みたいな現実はないけど、きっとその中にも優しい時間はちゃんと見つめていればいっぱいあるのだろう。老人の気持ち、疑似体験でしたー。誰が死んでも花火大会はずっとあるだろうな。2013/01/26

ちょこ

3
夫への愛情を超えて、家族愛、人間愛を深く感じたお話。 アンポンタンの言葉は悪いんだけど、人間味のある感じがとても可愛らしく感じた。 そこに夫がいたらもっと幸せなのかな…と思う反面、いないからこそ…なのかな、、とも思えた。2011/08/05

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