名探偵は誰だ

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名探偵は誰だ

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  • サイズ 46判/ページ数 275p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334914578
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

そいつはいったい誰なんだ? 多彩な7つの設定で魅せる、奇妙奇天烈、変則フーダニットの見本市。

内容説明

多彩な設定で魅せる奇妙奇天烈、変則フーダニットの見本市。ミステリは、こんなにも自由で奔放だ!そいつはいったい、誰なんだ?Who done it?巧妙に仕掛けられた7つの謎、あなたは解けるか!

著者等紹介

芦辺拓[アシベタク]
1958年、大阪府生まれ。同志社大学法学部卒。1986年、「異類五種」で第2回幻想文学新人賞佳作入選。1990年、『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞。2018年、『奇譚を売る店』で第14回酒飲み書店員大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

248
どんな作品にもトリック·ロジック·サプライズを求めずにはいられない「本格ミステリ渇望症」を持つ作者が読者に問いかける、ひねりの効いたフーダニット推理7短編。そして誰もいなくはならなかったとか、甘くて危険な魅力に満ちた"雪の山荘"によるクローズド·サークルとか、健気な子供探偵の活躍とか、推理小説ファンが楽しみながら、おちょくられる、気持ちの良い一冊です。この本を読むのは誰だ。2022/08/01

麦ちゃんの下僕

162
7編全てが“フーダニット”に特化したユニークな短編集。しかも「犯人でないのは誰だ」や「罠をかけるのは誰だ」など、一風変わった「WHO」ばかりです(笑) 作品全体の印象としては、結城真一郎さんの『#真相をお話しします』の難易度を下げてコミカルさを足して読後感を良くした感じでしょうか!? ミステリー慣れしていると“読めてしまう”作品も多いですが…「生き残ったのは誰だ」なんかはミステリーファンの心理を上手く突いているなぁ~って思いますし…トリを飾る「名探偵は誰だ」の意外な(!?)結末と爽快な読後感は良いですね!2023/03/17

シャコタンブルー

80
「世にも奇妙でひねくれたミステリ短編集です」とあとがきで作者が述べているようにとてもユニークな内容だった。7話のフーダーニット短編集だが、定番の犯人は誰だ!?ではなく「捕まるのは?」「殺されるのは?」「生き残ったのは?」「怪盗は?」「名探偵は?」とおよそ常識とかけ離れた設定を楽しんだ。どの話も奇抜で面白かったがお気に入りは「犯人でないのは誰だ」山の中のホテルで4人のうち犯人でない誰か1人を捜し出す、切羽詰まった心理状況が見事だった。「罠をかけるのは誰だ」も鮮やかな展開と最後のオチにほっこりした。2022/05/17

aquamarine

79
七つの「○○は誰だ!」が入った短編集。もちろんしっかり本格ミステリなのだが、探すのは犯人ではない。「犯人でないのは誰だ」から始まり、捕まる人、殺される人、罠をかける人、生き残った人、そして怪盗に名探偵。語り手はそれぞれの事情でその人物を探す。舞台も旅館、取り壊し寸前のアパート、船上、雪の山荘…とそれだけでわくわくしてしまう。直球ではないけれど捻り過ぎでもなく、ミステリを読む楽しさを堪能。中でも現実ではあり得ないと思いつつ、映像で見えてきそうな「殺されるのは誰だ」が好き。2022/05/29

yukaring

73
徹底的にフーダニットにこだわった遊び心満載の短編集。命を狙われるビジネスマンが犯人の仲間でない人をさがす「犯人でないのは誰だ」 凄腕の刑事が狙っているのは誰かを探る「捕まるのは誰だ」など、7編全てが普通の犯人当てではない『犯人以外の人を探す』というストーリー。巧妙に仕掛けられた謎に私は全然歯が立たなかったけど、童心に帰って純粋にミステリを楽しんだようなすがすがしい読後感。同じような趣向のパット・マガーの「探偵を探せ!」や「被害者を探せ!」を久しぶりに読みたくなった。帯のフーダニットの見本市とは言い得て妙。2022/05/04

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