光文社新書<br> 宇宙・0・無限大

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光文社新書
宇宙・0・無限大

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334046682
  • NDC分類 440
  • Cコード C0244

内容説明

私たちの想像が及ばないほど広大な宇宙。誕生から138億年が経った今も膨張を続けており、その広さは無限大へと向かっている気がしてならない。ただ、それは本当なのだろうか。有限なものが溢れるこの世界に、はたして宇宙だけが無限大ということはあるのだろうか。また、0に関しても同じような疑問が浮かぶ。この宇宙を支配する4つの力(重力、電磁気力、強い力、弱い力)はいずれも遠隔力だ。触れ合っていなくても力は働く。とすると、少し見方を変えれば、この宇宙に触れ合っているものはなく、0もまた存在しないのではないだろうか。宇宙に関するこれらの素朴な疑問。そんなシンプルながらも深遠な問いに、天文学者が果敢に挑む。はたしてその真相はいかに?

目次

第1章 不可思議なゼロと無限大(厄介なゼロ;ややこしい無限)
第2章 宇宙に無限はあるか(これまでの宇宙観;夜空と無限を巡る謎;オルバースのパラドックスを解く;大きな世界と小さな世界)
第3章 宇宙にゼロはあるか(宇宙の誕生;原子のその先へ;遠隔力しかない宇宙;自然はゼロを嫌う)
第4章 宇宙に永遠はあるか(有限な宇宙で育まれる命)

著者等紹介

谷口義明[タニグチヨシアキ]
1954年北海道生まれ。東北大学理学部卒業。同大学院理学研究科天文学専攻博士課程修了。理学博士。東京大学東京天文台助手などを経て、放送大学教授。専門は銀河天文学、観測的宇宙論。すばる望遠鏡を用いた深宇宙探査で128億光年彼方にある銀河を発見、当時の世界記録を樹立。ハッブル宇宙望遠鏡の基幹プログラム「宇宙進化サーベイ」では宇宙のダークマター(暗黒物質)の3次元地図を作成し、ダークマターによる銀河形成論を初めて観測的に立証した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

原玉幸子

16
4つの力、17種類の基本粒子、プランク定数、ダークマターやダークエネルギー、絶対温度等々、(4つの力が「遠隔力」であるのは初めてでしたが)其々を詳しくは知らなくても、何となく何たるやは知っているので、宇宙に関する知的アップデートとは違い、新味に欠ける印象となりました。敢えて言えば、アキレスと亀のパラドックス等、数学の切り口で宇宙を語る「物語」でしょうか。一言で纏めるなら、「宇宙に瞬間はなく、時間は揺らいでいる」。ふーん、成程。(◎2023年・夏)2023/07/22

HaruNuevo

15
宇宙論、素粒子論の基本を『無限大』『ゼロ』という斬新かつ比較的わかりやすい切り口で論ずる、意欲的な教養新書。ほぼ数式無しで、宇宙論と素粒子論の入り口から索引を眺めることが出来る。 ゼロはなく、無限大もまた無い。プランク定数の定性的な意味を少し理解することが出来て、とても面白かった。 『無限大』『ゼロ』を軸にしつつ、発散しない程度に話題はを拡張しながら、読者を飽きさせることがない。2023/09/28

はとむぎ

11
神様は数学者だが、0と無限大は嫌いだと。そして永遠も。 面白い本でした!2023/10/23

onasu

8
宇宙の広がりが470億光年だというのが初見で、その他、絶対温度、4つの力と量子のふるまいなどをなぞれましたが、文系脳にはハードルが高過ぎでした。2023/08/30

リットン

8
ウロボロスの図が印象的で、宇宙のようなマクロな世界と原子より小さいミクロな世界が一周回って繋がっているというのは面白いなと思う。ウロボロスの図なんて、ハガレンで出てきたくらいの印象しかないけど、もともとそういうものだったのか(笑)。ゼロと無限大は遠いようで近い存在なのかもしれない。でも、ゼロはありふれたもののように見えても、実際にこの世界、この宇宙において実在はしないものなんだっていうのもまたなんか面白いな。ゼロで割ってはいけないって、基本知識だけど意味するところは深そうだなぁ。2023/07/07

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