光文社新書<br> 宇宙を動かしているものは何か

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光文社新書
宇宙を動かしているものは何か

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  • サイズ 新書判/ページ数 244p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334046255
  • NDC分類 440
  • Cコード C0244

出版社内容情報



谷口義明[タニグチ ヨシアキ]
著・文・その他

内容説明

私たちが住んでいるこの宇宙は、いったいどうやって生まれたのだろうか。宇宙が生まれるには、何らかの「エネルギー」が必要だったはずだ。科学技術が進んだ現代、一見、宇宙に対する理解は深まったと思われるかもしれない。だが、そうではない。私たちの宇宙に対する理解はまだほんのわずかでしかない。本書では、「宇宙を産み出したエンジン」に焦点をあて、宇宙に存在するエンジンを徹底的に洗い出すことを目的としている。約一三八億年前に生まれ、膨張を続けながら今日に至っている「宇宙を動かしているエンジン」の正体は何か。天文学者が迫る。

目次

第1章 宇宙を動かすもの
第2章 宇宙にあるエネルギー
第3章 重力と電磁気力
第4章 接触力よ、さようなら
第5章 原子の世界の力
第6章 星のエンジン
第7章 暗躍するブラックホール
第8章 宇宙を動かすエンジン
第9章 進化する宇宙のエンジン
第10章 ダークな宇宙とその未来

著者等紹介

谷口義明[タニグチヨシアキ]
1954年北海道生まれ。東北大学理学部卒業。同大学院理学研究科天文学専攻博士課程修了。理学博士。東京大学東京天文台助手などを経て、放送大学教授。専門は銀河天文学、観測的宇宙論。すばる望遠鏡を用いた深宇宙探査で、128億光年彼方にある銀河の発見で当時の世界記録を樹立。ハッブル宇宙望遠鏡の基幹プログラム「宇宙進化サーベイ」では宇宙のダークマター(暗黒物質)の3次元地図を作成し、ダークマターによる銀河形成論を初めて観測的に立証した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sam

58
所詮分からないことが分かっているのに衝動的に買ってしまう宇宙本。とはいえ本書はなかなかユニークな一冊だった。素人の疑問に丁寧に答えてくれていたかと思うと全く理解の及ばない専門的な説明も多い。理解しようとせず勢いよく読み進めた。なるほどと思ったのは「宇宙が誕生した瞬間、力は統一されていて、一つの力しかなかった。ところが、相転移が起こるたびに統一されていた力は分化し、現在の自然界にある四つの基本的な力である重力、電磁気力、強い力、そして弱い力となった」(P.213)という説明。まるで創世神話のよう。2022/10/20

haruka

25
宇宙を支配する4つの力といえば重力、電磁気力、強い力と弱い力。ではそれらを使って宇宙を動かしているエネルギーは何かというと、①アインシュタインエンジン(星の熱核融合)②重力エンジン(ブラックホールでエネルギー放出) ③真空エンジン(ダークエネルギーで宇宙を膨張させる)の3つとのこと。ミクロの世界と無の世界では、エネルギーも時間も位置もすべてがゆらいでいる。宇宙はそんな無からの量子トンネル効果で生まれた。無でもエネルギーは正の値。エネルギーって何だろう?光も時間も存在しないから無理だけどその瞬間を見てみたい2024/01/16

tetsu

14
★4 表面上をさらっと読み終えたという感じ。内容を十分理解するためには基礎知識が足りない。ただ、量子色力学は初めて知ったが理解を助けるにはいい理論だと思った。 宇宙が加速度膨張するための未知のエネルギーや未知の物質を説明できる理論を知りたいものである。2023/03/02

fseigojp

11
壮大な宇宙論であった 重力も遠隔力だが素粒子が伝達しているはずでグラビトンと命名されているが未発見2022/12/04

HaruNuevo

8
星の瞬く夜空を眺める限り、宇宙というのは極めて安定した、落ち着いた世界のように感じられる。星がたくさんあるように見える夜空は、極低温の伽藍の洞のような空間が延々と続いており、そこに激動は無いようにも思えてしまう。しかし実際は、星が生まれるために、星が安定して存在するために、星が光を生み出すために、膨大な力が、巨大なエンジンを動かしている。宇宙を動かす力とエンジンを、天文学と素粒子物理学の立場から、平易に明かす意欲的な一冊。2023/03/21

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