光文社新書<br> 南極で心臓の音は聞こえるか―生還の保証なし、南極観測隊

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光文社新書
南極で心臓の音は聞こえるか―生還の保証なし、南極観測隊

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334044848
  • NDC分類 402.979
  • Cコード C0244

出版社内容情報

「南極大陸を奥へと進むと、まったくの無音になる。そこでは自分の心臓の音が聞こえる」――若き科学者による驚きの南極越冬記。

内容説明

高校生のときから南極を目指し、ついに第59次南極地域観測隊の一人としてかの地に足を踏み入れる。―南極生活を現地から更新するブログで、南極を目指す女子高生のアニメ『宇宙よりも遠い場所』の展開を予想し話題になった著者が明かす、非日常が日常的に起こる約1年4ケ月の南極滞在記。

目次

第1章 2017年11月、砕氷船「しらせ」
第2章 2017年12月、南極大陸氷床斜面拠点S17
第3章 2018年1月、南極の年越し
第4章 200X年、出発までに
第5章 2018年2月、昭和基地の生活
第6章 2018年9月、南極大陸氷床斜面中継拠点へ
第7章 2018年11月、ドームふじ基地への旅路

著者等紹介

山田恭平[ヤマダキョウヘイ]
1988年、栃木県生まれ。長野県環境保全研究所飯綱庁舎環境保全特別研究員。東北大学大学院理学研究科地球物理学博士課程後期修了。博士(理学)。国立極地研究所特任研究員、第59次南極地域観測隊(越冬隊・気水圏一般研究観測)を経て現職。第59次隊では中継拠点旅行やドームふじ旅行にて南極大陸上での自動気象観測装置の設置やラジオゾンデ観測に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

terve

42
『バッタを倒しにアフリカへ』に続く、筆者のユーモラスな文章が味わえる一冊。光文社新書はたまにこれに出会えるから好きです。高校時代にOBの話を聞いたことで南極に行くことを決め、そのために研究室を選び、紆余曲折を経ながら調査隊に入るという経歴。南極の生活や昭和基地の内部なども描かれており、今まで知っていても見たことのない南極について知ることができます。バレーボール大会も開催されるそうです。南極に行きたいという意思が筆者の人生を決めましたが、この経験が誰かの足下を照らす灯になれば良いですね。2020/07/24

トムトム

31
南極越冬隊、三十数名で1年4か月の孤立生活。どくとるマンボウ航海記のような、閉鎖空間で人間に生じるクレイジーさがチラホラしていて良かったです。南極越冬隊に女性は参加できないそうです。女性差別だ!と思う人はぜひ読んでみてください。こんな過酷なこと、私はしたくありません(;^ω^)2020/09/21

Sakie

28
南極観測隊もの。著者は南極に行きたいがために研究者の道を選び、越冬隊大気担当に見事選ばれた。しかし念願の南極で、気象観測への情熱やユーモアも控えめで、長い滞在の中に楽しい事、幸せな事はあっただろうかと訝しんでしまう。さて、角幡氏などの単独探検業の旅と比べると、些細なことが命に直結する外環境は同じでも、60回も観測隊を送っていれば日課は定型化、行事は恒例化し、「30人余の男たちで上手くやってゆく」点にエネルギーが注がれるのは仕方ないようだ。役目を終え雪に埋もれてゆくばかりのドームふじやみずほ基地が侘しい。2021/04/04

サケ太

26
めっちゃ面白かった。自分の南極についての知識は「宇宙よりも遠い場所」準拠なのだけど、そこでは描かれなかったリアルな生活、その記録が面白い。南極は確かに特殊な場所であるけれど、そこで長い期間過ごした人々にとっては日常で、こちらの生活も地続きなのだろう。著者が研究の仕事を離れる事については自分の現状についても思う所があり、考えさせられた。2021/11/23

tom

24
楽しんで読んだ。高校生のとき、南極経験者が講演にやって来て、南極に行きたいなら①金持ちか観測隊になる②研究者になるのが一番簡単③南極に行けば心臓の音が聞こえる、と語った。③に心惹かれた。そして、南極に行きたいと思って、大学に行く。お勉強は、さして好きではない。でも、南極・・・で博士にまでなってしう。そうして、行ってしまったという物語。高校生のとき、行きたいと思ってから15年。この思いを実現してしまった。はてさて、これから何をして生きていくのかと書く後書き。これは、ちょっと格好良い。良書です。2021/04/03

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