光文社新書<br> 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?―経営における「アート」と「サイエンス」

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光文社新書
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?―経営における「アート」と「サイエンス」

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  • サイズ 新書判/ページ数 257p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334039967
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0234

出版社内容情報

世界のビジネス界で起きている大きな地殻変動の現状を解説し、論理思考に代わる新たな武器――「美意識」の鍛え方を指南する。

目次

忙しい読者のために
本書における「経営の美意識」の適用範囲
第1章 論理的・理性的な情報処理スキルの限界
第2章 巨大な「自己実現欲求の市場」の登場
第3章 システムの変化が早すぎる世界
第4章 脳科学と美意識
第5章 受験エリートと美意響
第6章 美のモノサシ
第7章 どう「美意識」を鍛えるか?

著者等紹介

山口周[ヤマグチシュウ]
1970年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ等を経て、組織開発・人材育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループに参画。現在、同社のシニア・クライアント・パートナー。専門はイノベーション、組織開発、人材/リーダーシップ育成。岡本一郎名義の著書もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hit4papa

288
複雑さが際立つ昨今、経営において論理的思考による意思決定=サイエンスだけでは、他社に抜きんでる事はできない。サイエンスを超える美意識=アートが必要という趣旨です。サイエンスが苦手な自分には喜ばしい...と思ったらアートもそれほど得意ではないことに、はたと気づきます。「真・善・美」の感覚に基づく意思決定が必要という主張から、乾いた計算でワクワウするビジョンやイノベーションは生まれないと断ずるあたり、読んでいてまさにワクワクします。「世界観とストーリーは決してコピーすることができない」といった名言多数です。2019/06/18

はっせー

223
美意識。今まで意識してこなかったものである。しかしその美意識こそビジネスパーソン、特にエリートにとっては重要であると書かれている。今まではサイエンスやクラフトを中心に企業が成長してきた。だが現在ではその限界が迎え、アートすなわち美意識を持って企業活動をする必要がある。印象的なことは美意識が絵画をみるだけではなく哲学や文学でも育てることが出来ることである。昨今、実用的ではないことはしないという風潮が出てきている。実用的ではないことが人間的な幅を持たせる。私も美意識を鍛えたいと思った!2020/11/02

徒花

187
おもしろかった。ただし注意すべきは、「美意識を身につければエリートになれる」という内容ではない点。新書なので誤解する人は少ないかもしれないが、美意識を身につけるためのハウツー本ではなく、なぜこれからの時代、企業組織などの中核をになっていくだろうエリート層にとって美意識を鍛えることが重要になるのか、ということがとてもわかりやすく述べられている。この人の本はどれも高度な内容なのにわかりやすくておもしろい。2019/11/16

Nobu A

173
山口周著書初読。17年刊行。初見の著者の場合、まず措辞に目が行く。平易な言い回しで展開。しかし、良い意味でも悪い意味でも総花的。そして、冗長。音楽を含めた芸術と哲学が伝統的に教育カリキュラムに組み込まれている欧州や米国のリベラルアーツの大学。同時に、教育格差が広がる世界でそのような学校に入れる人達も限られる。要は戦後、高度成長を遂げた日本はそのような教養を蔑ろにしてきたと言うこと。構成を無視し、古典的なウォークマンの実例や様々な概念を至る所で都合良く引用し、継ぎ接ぎ感満載。個々には興味深い点も有り。 2023/02/15

breguet4194q

162
新書にしてはもったいないぐらい、充実した内容でした。企業が存続する為に、既に必要不可欠となりつつある「美意識」の重要性を示唆し、企業として求めていく姿勢がない限り、存続は困難。そのベースのなる考えとして、カントの「真・善・美」の哲学を、企業理念の柱とし、エリートはその素養を養う緊急性を説いています。様々な側面から重要性を説きつつ、科学的なエビデンスも紹介しています。一応、大企業のエリートを対象にしておりますが、個人的には、中小企業が理念としても活用できる、進取の気性に富んだ経営論、と言えると思います。2021/10/20

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