内容説明
リョウタの家に、盲導犬候補の子犬がきました。パピーウォーカーとして、一年間だけ、リョウタの家で育てるのです。リョウタは、やんちゃでかわいいビーンと楽しい一年をすごします。やがて、ビーンはりっぱな盲導犬になり、リョウタは二度と会えないと思っていましたが…。パピーウォーカーと盲導犬の絆を描く感動の実話。
目次
1 大きな子犬がやってきた
2 おてんばビーン
3 ビーンといっしょに
4 海を見つめるビーン
5 さよなら、ビーン
6 ビーンが帰ってきた!
著者等紹介
井上こみち[イノウエコミチ]
埼玉県生まれ。日本児童文芸家協会会員。人と動物とのふれあいをテーマとした作品を数多く手がける。『海をわたった盲導犬ロディ』(理論社)で第1回日本動物児童文学賞、『カンボジアに心の井戸を』(学研教育出版)で第28回日本児童文芸家協会賞、『往診は馬に乗って』(佼成出版社)で第6回福田清人賞を受賞
広野多珂子[ヒロノタカコ]
愛知県生まれ。スペインのシンクロ・デ・ベーリャス・アルテスに学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おはなし会 芽ぶっく
5
平成24年度北海道指定図書 中学年(3・4年生) 2012度北海道冬休み推せん図書 中学年2019/08/01
こどもふみちゃん
3
盲導犬となる前の1年間と、盲導犬としての仕事を終えた後の年月を共に過ごした家族の話。児童書。1ページに13行程度。全85ページ。5歳の娘も良く聞いていました。母、読み聞かせながらちょっと声が涙ぐむ箇所も少々ありました。 盲導犬のことをもっと知ってほしくて読み聞かせ。5・6・7・8・9・10歳向け。読み聞かせやすい。子どもも聞きやすいストーリー展開のようでした。2013/07/29
むらさき
0
いたずらな子犬だったビーン、立派な盲導犬となり、そして卒業して帰ってきた。育ててもらったお家に戻れるなんて幸せな犬だな。そして、リョウタはじめ素敵な家族でよかったね。子供たちにも盲導犬が身近なものとなってくれてたらいいな。2021/06/22