出版社内容情報
現在に語り継ぐべき昭和プロ野球の記憶を、インタビュー証言を交え、スポツジャーナリストの第一人者が綴る。「杉下茂が語る元祖フォークボール」「柴田勲が語るV9巨人」「古葉竹織・大下剛史が語る赤ヘル旋風」「川落合中日・開幕投手をめぐる物語」「佐々木信也が語る昭和プロ野球」など。
内容説明
昭和に始まり、平成、令和へと受け継がれたプロ野球の歴史。巨人V9、金田正一の400勝など不滅の記録が生まれる一方で、被爆地の人々の声援とともに歩んだ広島カープの初優勝など今では考えられないエポックな出来事が次々に起こった時代を、その主役や脇役として語り継がれるレジェンドたちの貴重な証言で綴る。
目次
第1章 魔球伝
第2章 カネダ伝説―四〇〇勝投手とその弟
第3章 証言 巨人V9―不滅の連覇の舞台裏
第4章 伝説の高橋ユニオンズとプロ野球ニュース
第5章 証言 広島カープ―被爆地に歓喜をもたらした男たち
第6章 まさに命懸け!?昭和平成プロ野球稼業
著者等紹介
二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960年愛媛県生まれ。スポーツ紙や流通紙の記者を経て、フリーランスのスポーツジャーナリストとして独立。現在、株式会社スポーツコミュニケーションズ代表取締役。広島大学特別招聘教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kikizo
3
「証言」とあるように、実際に伝説の選手たちに話を聞いている。裏話も多く、興味深かった。城之内が川上監督に嫌われていたのは初めて知った。柴田の4番。覚えています。虎ファンだけに、悔しかった。広岡監督の胴上げの話は有名ですね。早く第二弾が読みたいです。清純さん頑張って!2021/11/08
くたびれ役人
1
杉下茂、金田正一、古葉竹識ら亡くなられた方の貴重で面白いお話しを読めてとても良かったです。とても読みやすかったのでこのようなインタビュー本はこれから色々読んでみたいと思いました。2023/12/04