サイバーパンク・アメリカ (増補新版)

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サイバーパンク・アメリカ (増補新版)

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  • サイズ 46判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326851980
  • NDC分類 930.29
  • Cコード C3098

出版社内容情報

サイバーパンクの濃密な青春の足跡を記録する。SF史に燦然と輝く伝説、33年を経ての増補新装。作家、作品、時代が語る様をみよ。

日米友好基金賞(アメリカ文学部門)受賞。サイバーパンク・ムーヴメントの生成から発展的解消までを、インタビューや会見記、著者自身のサイバーパンクへの参加など徹底したフィールドワークを行うことで、ありありと描き出し、時代の雰囲気までも閉じ込めた第一級のドキュメント。W.ギブスン、B.スターリングとの対談を増補。

目次

サイバーパンク・グラフィティ
おれたちはポップ・スターだ―ブルース・スターリング
ある女王の伝説―エレン・ダトロウ
サイバーパンクと呼ばないで―ウィリアム・ギブスン
ポスト・ニューウェーヴの岸辺に―チャールズ・プラット
鏡眼鏡綺譚―スティーヴ・ブラウン
ミラーシェードの洗者ヨハネ―ジョン・シャーリイ
メガロポリスは、黄昏―ロブ・ハーディン
あなたもアメリカSFが書ける―ルイス・シャイナー
黄金時代よ永遠に―デイヴィッド・ハートウェル
サイボーグ・フェミニズム宣言―サミュエル・ディレイニー
世紀末効果―ラリィ・マキャフリィ

著者等紹介

巽孝之[タツミタカユキ]
1955年東京生まれ。1987年、コーネル大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。1989年より、慶應義塾大学文学部英米文学専攻助教授、1997年より教授。2021年に同名誉教授。アメリカ文学思想史・批評理論専攻。2009年より北米学術誌The Journal of Transnational American Studies編集委員。MLA、日本ペンクラブ、日本SF作家クラブ会員。代表的著書に『サイバーパンク・アメリカ』(勁草書房、1988年度日米友好基金アメリカ研究図書賞)、『ニュー・アメリカニズム―米文学思想史の物語学』(青土社、1995年度福沢賞:増補新版2005年、増輔決定版2019年)ほか多数。編訳書にダナ・ハラウェイ他『サイボーグ・フェミニズム』(小谷真理と共訳、トレヴィル、1991年/北星堂書店、2007年、第2回日本翻訳大賞思想部門賞)、編著に『日本SF論争史』(勁草書房、2000年、第21回日本SF大賞)、共編著に『世界のSFがやって来た!ニッポンコン・ファイル2007』(小松左京監修、角川春樹事務所、2008年、第40回星雲賞ノンフィクション部門賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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マサトク

1
三十年以上前の本が、去年になって増補新版ができ、電子書籍化されていたことをまず喜びたい。基本はサイバーパンク・ムーブメントの中心人物たちへのインタビュー。今となっては若さゆえのテンションかな、と思える発言もあるけど、それも時代の熱気を感じられて良い。巻末資料を読むと、日本語訳されたものの少なさに驚いてしまう。ギブスンやスターリングらが何を思い作品を書いていたのかを読めたのは良かった。SFを分析=脱構築するには、通常の文学的物語の研究とはまったく異なる作業が必要というディレイニーの立場には疑問もあるが。2022/12/10

Mits

0
この当時のアメリカSFファンダムの実録ルポだ。どうも、サイバーパンクってのは、ジャンルとかスタイルじゃなくて運動、というかパフォーマンスだったのな。それで、その時代の尖がった作家たちがこぞってそう標榜したからそうなった。なるほど。そして、そういう経緯だからすぐにしっちゃかめっちゃかになってその境界なんかどこにあるのかわからない。 個別の作家のエピソードとしてはディレイニーのものが一番面白かった。2022/11/09

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