出版社内容情報
急速な高齢化に伴い進行する医療と介護のニーズ複合化。データと事例から、これからの医療・看護・介護に必要な改革を展望する。
医療レセプトと介護レセプトを個人単位で連結したデータベースをもとに、複合化の実際とそれによって生じている問題点を明らかにするとともに、医療保険及び介護保険の給付範囲の見直しと、複合化にあった医療介護サービス提供体制、地域包括ケアシステム構築のための複合体の推進を提言。日本の医療・介護の未来を展望する。
内容説明
急速な少子高齢化の進展により増大する医療・介護・福祉分野を横断する複合的ニーズ。ニーズに応えるには、どんな改革が必要なのか。医療レセプトと介護レセプトを個人単位で連結したデータベースをもとに、複合化の実際とそれによって生じている問題点を明らかにする。
目次
第1部 日本の医療・介護の現在地と近未来(人口構造からみた日本の状況;医療保険制度;介護保険制度 ほか)
第2部 ビッグデータから明らかとなる医療・介護ニーズの複合化とその対応策(進む医療介護の情報化;医療・介護ニーズの複合化;ケアマネジメントの課題 ほか)
第3部 先進事例から考えるこれからの地域社会(豊かな高齢社会の実現を目指して;豊かな成熟社会の実現を目指して―地域包括ケアシステムの構築)
著者等紹介
松田晋哉[マツダシンヤ]
1960年岩手県生まれ。1985年産業医科大学医学部卒業。1991年‐1992年フランス政府給費留学生。1992年フランス国立公衆衛生学校卒業。1993年京都大学博士号(医学)取得。産業医科大学医学部公衆衛生学講師を経て、産業医科大学医学部公衆衛生学教授。専門、公衆衛生学(保健医療システム、医療経済、産業保健)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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