内容説明
戦後の親族関係の変容を唱えてきた家族社会学の通説に挑み、戦前、戦後を通して構造的に変わっていない真相をデータから解き明かす。
目次
第1部 核家族化と双系化という通説の検討(イエから核家族へ;家族社会学でみる家族の変化;社会学と隣接分野からみる家族・親族関係の変化;新たなアプローチ)
第2部 核家族化と双系化は起きたのか(日本社会に存在しつづける直系家族的要素;今日の親子関係の実態;歴史的変化;日本の特徴)
戦後日本の家族・親族の持続と変化
墓の継承意識からみる祖先祭祀
著者等紹介
施利平[シリーピン]
1970年生まれ。大阪大学人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学・過程)。現在、明治大学情報コミュニケーション学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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