哲学者マキァヴェッリについて

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  • サイズ A5判/ページ数 430p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326302031
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C3031

出版社内容情報



レオ・シュトラウス[レオシュトラウス]
著・文・その他

飯島 昇藏[イイジマ ショウゾウ]
翻訳

厚見恵一郎[アツミケイイチロウ]
翻訳

村田玲[ムラタアキラ]
翻訳

内容説明

「悪の教師」の真のすがたとは?近代哲学を初めて発見するさまをスリリングに描き出す。

目次

第1章 マキァヴェッリの教えの2重の性格
第2章 マキァヴェッリの意図:『君主論』
第3章 マキャヴァッリの意図:『ディスコルシ』
第4章 マキァヴェッリの教え

著者等紹介

シュトラウス,レオ[シュトラウス,レオ][Strauss,Leo]
1899年、ドイツのユダヤ人家系の生まれ。ハンブルク大学でカッシーラーの指導のもと、Ph.D.を取得。1938年にアメリカに移住。ニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ教授などを経て、1949年よりシカゴ大学政治学部教授、専門は政治哲学。1973年没

飯島昇藏[イイジマショウゾウ]
1951年生まれ。シカゴ大学大学院政治学研究科博士課程修了、Ph.D.(政治学)を取得。現在、早稲田大学政治経済学術院教授。専門は政治哲学、政治思想

厚見恵一郎[アツミケイイチロウ]
1967年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程研究指導修了退学、博士(政治学)を取得。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授。専門は政治哲学、政治思想史

村田玲[ムラタアキラ]
1978年生。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。現在、青山学院女子短期大学ほか非常勤講師。専門は政治哲学史・中近世政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masabi

15
【要旨】悪の教師と見るマキァヴェッリの通俗的な見方に反し哲学者としてのマキァヴェッリを描写する。【感想】とても難解。マキァヴェッリのテクスト読解は筆者の主張する「書く技術」が含まれるために表題から語の選択に至るまで、マキァヴェッリの主張したあるいは沈黙した事項まで緻密な読解が求められる。これは筆者のテクストについても同様である。膨大な注が付されいるもそれを辿ることができなかった。それでも非道徳性から道徳性の転換など読んでいてはっとさせられる点もあった。2016/10/02

フォロスト

0
「もしも我々が、マキァヴェッリは悪の教師であった、という時代遅れで単純な意見に自らが傾倒していることを告白しても、我々は誰にも衝撃を与えないであろうし、お人好しな、あるいはせいぜい害の無い嘲笑の的として自らを晒すだけであろう」という挑発的な書き出しから始まるため、非常にワクワクさせられた。 しかし、本文を読みだすとその難解さと冗長さ、それにオカルト的要素が散りばめられていて、私の小さな頭では何が何やら分からずじまい。結局、ギブアップ…。2014/11/30

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