シリーズ認知と文化<br> 人類はどのように進化したか―生物人類学の現在

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シリーズ認知と文化
人類はどのように進化したか―生物人類学の現在

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  • サイズ B6判/ページ数 225,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326199426
  • NDC分類 469
  • Cコード C3311

出版社内容情報

人間はいったいどんな生き物なのか?複雑で謎に満ちた人類進化の物語を幅広い証拠やデータから再構築する。文系の読者のための、自然科学的な人類学への入門書!

人類進化といえば、化石や骨・石器の名前の羅列を思い起こす人が多いのではないだろうか。本書はそうした話題を最小限に抑え、人間がどのように他の生命とつながっているのか、どんな点で独特なのかということを、科学的な最新の知見をもとに論じる。進化の理論から脳神経系と内分泌のしくみ、言語の特殊性や文化の進化まで徹底解説。


第一章 進化のしくみと適応
 1 進化とはなにか
 2 遺伝子の働き
 3 生命の多様性と歴史
 4 遺伝子と環境の相互作用
 コラム1 ダーウィンの苦悩

第二章 性差と協力行動の進化
 1 性の進化はなぜ起こったか
 2 性差はなぜ存在するのか
 3 協力と利他行動
 コラム2 聖母マリアとイチジク――単為生殖

第三章 人間の身体と心
 1 脳神経系のしくみ
 2 心を生みだす化学
 3 性分化と性差
 コラム3 エストロゲンと女性の健康

第四章 コミュニケーションと生活史
 1 非言語コミュニケーション
 2 言語の起源と生物学的基盤
 3 生活史の進化
 コラム4 女性の出産と人生設計

第五章 霊長類と人類の進化
 1 類人猿の進化と生態
 2 人類の系統と進化
 3 現代人の文化
 4 現生の採集狩猟民
 コラム5 ルイス・リーキーの情熱

第六章 進化からみた文化
 1 人種の分類と概念
 2 文化と生物学
 3 現代社会と人間の進化
 コラム6 人類史上最も子孫を残した男性

あとがき
参考文献
用語集
事項索引
人名索引

内容説明

人間はいったいどんな生き物なのか?複雑で謎に満ちた人類進化の物語を、幅広い証拠とデータから再構築する。

目次

第1章 進化のしくみと適応
第2章 性差と協力行動の進化
第3章 人間の身体と心
第4章 コミュニケーションと生活史
第5章 霊長類と人類の進化
第6章 進化からみた文化

著者等紹介

内田亮子[ウチダアキコ]
1960年福井県に生まれる。1992年ハーバード大学大学院Ph.D.課程修了。Ph.D.(生物人類学)。現職、早稲田大学国際教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にたす

1
大学の教養科目用に書かれた本ということで、それなりに読みやすい。高校生物レベルの遺伝・神経細胞に関する知識があれば分かりやすいが、人類化石の発掘場所などの話は少ないので抵抗なく読めた。前半では人間以外の生物の行動について割かれている部分が多く、面白い。一方で、挙げられている90年代前半までの人間を扱った論文は偏見を感じる怪しいものが多い。後半は主に人類について扱っているのだが、分量的にもやや物足りないところがある。2012/06/24

MIRACLE

0
生物人類学について、文系読者向けに書いた入門書。生物進化の仕組み、性差と協力行動、ヒトの脳、情報伝達(言語)、人類の系統と進化、人種・文化について、とりあげている。しかし、本書の内容は難解で(とくに、第1~3章)、入門書としては疑問。入門書のばあい、読者を念頭において知識を選択することが、必要だ。だが、筆者がその作業をおこなっているとは、とうてい、思えなかった。生物人類学の手法が、仮説演繹法であることはわかった。だが、女児の割礼にたいし、文化的な配偶者防衛行動という仮説を立てるのは、やりすぎだ、と思った。2013/09/11

ひめ

0
面白かった。やや物足りない感はある。2012/08/21

novutama

0
「我々はどこから来てどこへ行くのか」このちょっと詩的で哲学的な問いに生物学的視点を与える良書。レベルとしては大学の教養程度なので、平易で優しいが、新しい知見に幅広く触れてあって良い。人類進化について知識はないが興味がある方にオススメ。2012/04/15

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