出版社内容情報
NHKEテレで放送された「こころの時代」の、渡辺和子シスターの回を書籍化。
渡辺 和子[ワタナベ カズコ]
著・文・その他
内容説明
思い通りにいかない時、疲れてしまった時、つらいしんどい時、ふっと心を軽くしてくれるシスターの言葉集。
目次
若い人たちからは「元気」を。若い人たちには、「やさしさ」や「いたわり」を。それが「コミュニケーション」。そこに「信頼感」が生まれます。
父の死。ああこういうものかっていうことだけ。涙も出しませんでした。
父が母を勇気づけてくれたことでわたしは生まれました。
唯一の、それも最初にしていちばん大きな母への反抗。それが洗礼でした。
「あなたが変わらなければ、何も変わらない」この言葉で気づかされました。
「置かれたところで咲きなさい」も神父様からいただいた言葉です。
つらいことやいやなことの前には「小さな死」と心の中でつぶやいてみます。
ひと呼吸おいてみましょう。
「生きる力」と「よく生きる力」のちがいを知りましょう。
「めんどうだからする」それが自由と、将来喜んでいるわたしを作ります。
何万の言葉を贈るより目の前の「あなた」を抱きしめてあげたい。
小さなことひとつひとつに愛をこめる。
そこに穴があいているがゆえに、見えることがあるのです。
100万人の心をつかんだシスター