出版社内容情報
滑稽で奇妙な振る舞いのオンパレード――あまりに人間的な哲学本来の姿を描く古代哲学奇人列伝
ギリシア・ローマ時代、哲学とは生き方のスタイルそのものだった――ソクラテス、プラトンをはじめとする古代の賢者たちの、ユニークかつときには滑稽で奇妙な43のエピソードを紹介。生きざま・死にざまと一体となった、あまりに人間的な哲学本来の姿をいきいきと描きながら、そのつど読者に問いを投げかけて哲学の道へと誘う、風変わりで楽しい入門書。
2004年掲載
読売新聞1/25、産経新聞2/15、エコノミスト1/20号、古代文化56-2号
内容説明
ソクラテス、プラトン、アリストテレス…滑稽で奇妙な振る舞いのオンパレード―あまりに人間的な哲学本来の姿を描く、古代哲学奇人列伝。
目次
1 哲学の黎明―驚くべき賢者たち(哲学者の金儲け(タレス)
生と死の違い(タレス) ほか)
2 ソクラテスとその弟子たち(太陽が燦々と輝く夜(ソクラテス)
外套の穴が自慢(ソクラテスとアンティステネス) ほか)
3 学派の誕生(航海している人たち;論より証拠(エレアのゼノンとアンティステネス) ほか)
4 魔術的な信念の復活(中断された食事(セネカ)
奴隷だが自由に生きる(エピクテトス) ほか)
著者等紹介
ドロワ,ロジェ=ポル[ドロワ,ロジェポル][Droit,Roger‐Pol]
フランスの哲学者。国立科学研究センター研究員。ル・モンド紙にて人文書の書評担当を長年務めている
ド・トナック,ジャン=フィリップ[ドトナック,ジャンフィリップ][De Tonnac,Jean‐Philippe]
フランスの小説家。生命科学や宇宙論など、さまざまな分野でジャーナリストとしても活躍している
中山元[ナカヤマゲン]
1949年生まれ。思想家・翻訳家。万人のための哲学サイト「ポリロゴス」を主宰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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