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出版社内容情報
「LET IT BE」50年目、そしてビートルズ解散50年目を時代を検証しながとらえ直す待望の一冊。和久井光司責任編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
22
識者達がビートルズを語る時、そこにパーソナルな想いがどうしても込められがちである。最後のオリジナルアルバム『LET IT BE』が世に出て半世紀、それを記念した文藝別冊だが、執筆者達の個人的思い入れがやっぱり目に付く。とはいえ、責任編集の和久井光司のまえがきには「我々はビートルズがいない半世紀を生きて、むしろ「夢」を大きくしてきたのだ。その事実こそ「ビートルズの凄み」が現れている。私は解散から50年の「我々の成長」を後世に伝えるために、本書を企画した」とあるので、(つづく)2020/08/18
aloha0307
16
Let It Be♫ が生まれた時代背景の考察がgood 己にもその時代の息吹 何となくわかります✿ 大人への反発~リベラルな若者の社会改良指向が、ロックンロールと結びついたのだね。Let It Be...と言いながらPaulは決して放おっておかなかった。Beatlesを支配したいわけでは決してない! ただただBeatlesが好きで4人でやり続けたかったのだね✿2020/10/10
阿部義彦
15
映画レット・イット・ビーを見た人も今は限られてるのかなあ?私は遥か昔、名画座でビートルズ4本立て「ヤア!ヤア!ヤア!」「ヘルプ」「イエローサブマリン」「レット・イット・ビー」というのを、二回は見たです。本当に険悪な関係が余すとこなく映像として撮られており暗澹たる気持ちになりましたね。ポールとジョージが特に!ジョージ可哀想と思いました。兎に角、1度は空中分解した企画を良く一枚のアルバムに仕上げて、聴くに耐えるどころかマスターピースにした、フィル・スペクター、後にインスタント・カーマでも実力発揮だもんなあ。2020/10/25
林克也
1
中学生になって、FMラジオでロックを知り、Beatlsは赤と青のLPを毎日のように聴いていた。で、LET IT BEをアルバム丸ごと聴いたのが中学2年、1974年。同級生の女の子のお兄さんからLPを譲ってもらった。あれから46年。あの頃、25歳になる頃にはロックは聴いてないだろうな、と漠然と思ったが、還暦を迎えた今も聴いている。きすのきよしさんが、「あえてコードをつければ、G6→F♯7→Fメジャー7→Eメジャー7。こんなのよく考えたな」と言っているが、こういう、音脈を読む能力が自分に無いのが悔しい。2020/06/27
オールド・ボリシェビク
1
執筆者たちのビートルズ愛に満ちた姿勢が良いね。感激したよ。それにしても、50周年記念盤はどうなるのだ?2020/05/16