出版社内容情報
インナーシティの矛盾と救済を複雑に織り込んだリリックや、他ジャンルを積極的に摂取する楽曲で世界的支持を集めるラッパーに迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
4
ケンドリックラマーがC.O.S.A.等日本のラッパーに与えた影響を知りたくて手に取ってみたけれど、むしろそれ以外の記事が興味深くて本番だった。ケンドリック以外もTDEやギャングスタラップ等、繋がりでいろいろ学べたのでよかった。超絶難しいけどやっぱりラップレベルの英語わかれば韻もリズムもわかって面白いだろうな〜と勉強欲上がった。もちろん歴史も。2022/12/12
むっく
2
よくできたムックだと思う。単純にケンドリック・ラマーを分析するだけではなく、「日本語ラップとの交差点」と題し、8人の日本語ラッパーのインタビューを掲載することで、ケンドリックの普遍性を明らかにしている。 コンプトンというギャングで有名な街で生まれ育ったケンドリック。その生育環境が作品に及ぼしている影響についても詳しく解説されているが、「日本語ラップとの交差点」が冒頭にあるおかげで、彼が表現しているものが日本に住む人々と全く無関係なわけではないとわかる。2020/06/28
tamioar
0
DyyPRIDE好き。2020/07/11