出版社内容情報
2018年に惜しまれつつこの世を去った俳優・大杉漣。さまざまな証言・論考をとおして、多岐にわたる活動の軌跡を振り返る。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nightowl
4
自分の中の理想の大人像だったので夢中になり、購入日にそのまま読了。体育会系精神を持ち全力投球しつつも押し付けにならずその場その場を楽しむ姿勢に、亡くなったことは相当大きな喪失であったと思う。「1984」の舞台、本当に演じる所を見たかった!トップには立たなくても、人にものを教えることの出来る(そして共演者のエッセイを読むと受け継がれている)柔軟さを少しでも見習いたい。2020/05/22
Mitsuhito Shiraha
1
猫、音楽、サッカー。大杉氏の趣味と好きなことのエッセイ。肩肘はらず好きなことに生きたのだろう。奥様の言葉「誰かが喜んでくれることが大杉にとって活力になっていた」に尽きる。 告白すると出演オファーした事がある。スケジュールが合わず、その後しばらくして急に旅立たれた。あの時もしも、と今でも考える事がある。2020/07/26
あられ
0
もう大杉連の芝居が見られないんだなあ…とてもとても残念2022/10/24
若
0
お亡くなりになられてから北野映画や三池映画にハマって氏の偉大さに気付いた。同じく三池映画常連の田口トモロヲさんとの対談には感慨深いものがあった。2020/05/30