KAWADE夢ムック 文藝別冊
総特集森見登美彦 - 作家は机上で冒険する!

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309979625
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C9495

出版社内容情報

『太陽の塔』『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』から『熱帯』まで。その唯一無二の小説世界の秘密に迫る、登美彦氏、初の総特集!

河出書房新社編集部[カワデショボウシンシャヘンシュウブ]
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

105
ファンブックではお馴染みのロングインタビュー、対談(あの明石氏も登場)、単行本未収録の短編小説3編、仕事場の探訪、自身の全著作解説、森見登美彦をつくった100作等々、ファンにはたまらなく楽しいコンテンツが満載だった。しかし、その中でも「偽電気ブラン」、「詭弁論部」、「おともだちパンチ」等々のあの独特の用語を解説した『辞典』には、モリミ―氏のディープ世界をより身近に感じることができた。モリミ―氏ファンには間違いなくお勧めのファンブックだ。2019/05/22

鱒子

93
まるっと一冊 盛りだくさんの森見さん。読めども読めどもキリがないので、いったん登録です。企画の中でも「森見登美彦をつくった100冊」、わたしが読んでない本もたくさんありますが、意外と共読本が多くてとってもとっても嬉しいです。恩田陸さんや明石氏との対談、萩尾望都さんや宮城あや子さんの寄稿、フジモトマサルさんのイラスト、読みどころが多すぎて、もうスゴイ!2019/03/04

♪みどりpiyopiyo♪

89
面白かったー♪ 森見さんの本は いつも愉快に読んでますが、この本も森見さんのお人柄とか創作の姿勢とか 何度も笑ってしまいました♪ ■中でも、学者や評論家など各方面の人が文学とか民俗学とかの視点で論考してるのが面白かった☆ 「近代文学の志賀・松本式三脚と庄司・村上式フィルター」とか「森見作品の女の子3分類」とか。これ、森見ファンだけでなく小説読みの人には面白いかと♪ 特に近代文学好きには一読をお薦めしたいです! ■明石氏との対談も 森見ファンには ほんと面白くって嬉しくなっちゃいました♪(2019年)(→続2019/03/06

naoっぴ

84
森見さんの著作の裏話はもちろん、血となり肉となった本、対談、未収録短編などをつめこんだ盛りだくさんの内容。知的なんだか阿呆なんだか、真面目なんだか不真面目なんだか、現実だか幻想だかわからないような独特の不思議な作風は、計算なしの見切り発車な執筆形態から生み出されていたのですね。作品の生みの苦しみ、もがきあがきヘタレまで隠さず暴露してしまう誠実さ(?)も好きです。個人的にはディープかつマニアックな巻末の頁が楽しかった!次作はどんな作風が出てくるか今から楽しみです。2019/03/18

たいぱぱ

64
少しづつ読んできたけど、ついに終わってしまった。ファンには堪らない、まさに「永久保存版」。暴言を覚悟で言いますが、『夜行』や『熱帯』よりこちらの方が面白かった(笑)。[もちぐまは実在した]とか[弁天は「うる星やつら」から来てた]とか[Amazonで売ってるのに、売ってない佐山尚一「熱帯」の誕生秘話]とかモリミートリビアも楽しかった。明石氏との対談、書店員有志による【まなみ組】発行のフリーペーパー復刻版もハズキルーペが必要なほど小さい字でしたが、とっても楽しめました。全作品もう一度読み返したくなってきた!2019/02/20

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