KAWADE夢ムック 文藝別冊
是枝裕和 - またここから始まる

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309979274
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C9474

出版社内容情報

TVドキュメンタリーを出発点に、国際映画祭の常連として日本映画界を代表する監督・是枝裕和を総特集。対談、エッセイ、寄稿など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

38
三度目の殺人に併せて発売されたムック本。海外の映画祭の常連さんゆえ、外国人監督から多くのエールが寄せられています。国際派監督の本領発揮ですね。いろいろなインタビューも掲載されていて、ファンにとってはたまらない1冊かもしれませんね。2017/10/09

Isamash

16
2017年9月発行文藝別冊。3度目の殺人公開時。まあ1962年練馬区生まれ、都立武蔵高校卒、そしてドキュメンタリー作成を中心にテレビ業界で長く働いていたことを初めて知った。33歳で初映画監督。3度目の殺人は良く分からなかったが、撮影に入ったところで主役の役所広司が本当に殺したのか決めてなく、弁護士役福山にも明らかにしておらず、彼は役所に聞いていたとか。どうやら広瀬すずが殺した可能性も残し、誰が殺したかあまり分からないかたちに意図的にしたとのこと。一生懸命答えを求めてヒントを探していたのに、安易でガックリ 2023/08/06

ジュースの素

7
是枝氏の仕事の歴史や生い立ち、出演した俳優や作品群をいろんな方面から描いた充実の本。映画をなかなか見られない環境で、私はあまり観ていないのだが出版された本は幾つか読んで来た。向田邦子のファンであったそうだけど、通じる物がある。普通の生活から何を切り取って掘り下げるか。それに尽きると思う。今後も注目の作品を描く監督なんだろうな。2019/05/07

バナナフィッシュ。

5
最近のことばかりではなく、幻の光から、最新作「三度目の殺人」までと続いていく。顔から見て分かる通り、穏やかな人のようだ。スタッフからの評価がすこぶるいい。食卓に出る料理に、崩し目とか、きれい目とかそんな注文まできくんですね。これもまたプロの技。巻末の、諸作品の受賞歴を見て驚く。なんとまあこれほどの尾ひれがつくものか。日本のものから、ベェネチアのものまで。ここで立ち止まらずによりよい作品を。2017/11/20

micamidica

5
是枝監督のことばをもっと聞きたい。改めてそう思いました。大切なことばがたくさんあった。読み終わるのがもったいなかった。ミーハーな話になるけど前田航基くんとの対談や蒔田彩珠ちゃんとの往復書簡がものすごく嬉しかった…(柳楽くんも何らかの形で出てきてほしかったなぁ)。リリーさん嫌いじゃないけどあかん発言あり。性被害から性依存に至る過程をわかっておらず「たくましい」とな。あほか…。これだけが残念だった。あとはもう涙が出るようなことばのオンパレードでした(オンパレードって陳腐に聞こえるけどまさにそういう感じ!)。2017/10/24

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