出版社内容情報
時代を超えたカルチュアヒーローであるとともに世界映画史を代表する知性の全貌を、さまざまな視点からの論考・コラム等で再検証する
河出書房新社編集部[カワデショボウシンシャヘンシュウブ]
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fritzng4
3
ウディ・アレン映画のスタッフや俳優たちについて最新の情報でまとめられた石津文子氏のコラムがためになった(ロリンズ&ジョフィの没年なんて初めて知った!)。また、遠山純生氏のコラムでポーリン・ケイルと密な個人的親交を結んでいたことも知り勉強になった。同時代の映画作家と並べて比較してその影響力を語る渡辺幻氏の論考も、なかなか時代との繋がりが見えにくいウディ・アレンの立ち位置を考えるにあたって興味深かった。2017/04/29
やまねっと
1
よくまとまったムックだとおもう。色んな方がウディアレンについて多角的に書いてる。ウディの私生活から作品を読み解くのが主流みたいだ。しかし、僕が読みたいのは、女の子口説き方が抜群にオシャレでカッコ良いのだ。そんな事に触れることは何一つなかった。読みたいものがないからといってこの本は、作品を読み解くのに納得がいく文章が並んでる。 ファンは必読だ。2017/07/17