感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
siopy
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日本最大の調理師学校創始者であり、フランス料理の日本への普及に大きく貢献した辻静雄。最近読んだ「英国一家、日本を食べる」では彼の著書を「世界中の日本料理愛好家にとってバイブル」と絶賛するなど、和食海外普及の一翼を担った。このムックはそんな彼の食文化への偉大な貢献をインタビュー、追悼文、遺稿などで紹介。実は生涯ベストの作品の一つに、彼の半生をフィクションとして描いた美味礼讃（海老沢泰久）があり、これまで彼に関する本はよく読んでいたが、さすが人物本で定評ある文藝別冊シリーズ、大変上手にまとめられていている。2014/08/01
オペラ座のカニ人
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この本を探していたと思う。妻勝子さん、長男芳樹さん、鹿島茂さん、玉村豊男さんのフランスや料理に関する本をたくさん読んでついにたどり着いたと言える本でした。はるか昔の本ですが、周りのみなさんが辻静雄さんをどのようにみていたのか？どんな人だったのか少しはちょっとはわかったような気がする。まもなく料理学校の卒業式を控えて辻静雄校長の平成3年度卒業式の式辞を私の心に刻み 5月のフランスの旅に出発したい。2024/01/28
