感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えふのらん
2
夢ムックのワーグナー特集。表紙には生誕二百年記念特集とあるが初心者向けの解説は巻末のディスコグラフィくらいのもので、あとは上演史や彼の女性遍歴の弁護とワーグナーシュンポシオンのような記事。手を抜いているわけでは全くなく、ハンス・リヒターの初演にはじまる指揮者、演出史や日本楽劇上演史といった小史から神を呪ったオランダ人とイエスを嘲笑したクンドリ、マイスタージンガーとタンホイザーの歌合戦の共通点についての批評、バーナード・ショーやヴィニフレートの留学を経由して業界に与えた英国の影響と俯瞰的ながら専門性も2016/07/19
Go Extreme
1
ワーグナー~矛盾をはらんだ複合体 ー《ローエングリン》をめぐる台本と音楽を中心に 音楽におけるエクスタシーの表現について ー《トリスタンとイゾルデ》第二幕第二場の音楽/ ワーグナーを読む ー詩作と思索~響き合うテクストの宇宙 バイロイトへの道~《ニーベルングの指環》 ワーグナー作品に見るドイツ・オペラの伝統ーモーツァルトからワーグナーへの道 バイロイト音楽祭の《指環》上演を支えた名指揮者たち ワーグナーと第九ーベートーヴェンへのドラマの応用についワーグナーと女性たちー創造の原動力は、男の情熱と女の寛容 2022/01/17
kotohoge
0
ワグネリアンの執念2017/10/08