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森茉莉 - 天使の贅沢貧乏 (増補新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309977904
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C9495

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

安南

14
読友さんからの情報、三島由紀夫の手紙が読みたくて。茉莉さんの企むスタイリング案に顔を真っ赤にしながら抗議している三島氏の姿が目に浮かぶよう。笑いました!それに、氏、言うところの「男性の色情の正確無比のリアリズムが見られる」という(ほんと〜?)『甘い蜜の部屋』読み返したくなりました。他に笙野頼子×早川暢子の対談は森茉莉本人より、ファン心理について突っ込んだ対談になっていて、常々感じていた事が解きほぐされたようでスッキリ。ぱらぱら見るつもりが、結局隅から隅まで楽しんで読みました。2013/04/25

キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言

4
こどもの頃の憧れ。新発見エッセイの文字に購入。何度読んでもすてき。2013/07/28

オシャレ泥棒

3
長野まゆみさん目当てだったが、エッセイも面白く読めた。森茉莉さんのエッセイはこれが初めてではないが、前に『貧乏サヴァラン』を途中でやめてしまったのでまた読みたい。オムレツにケチャップをかけられて立腹するが、それで実際に怒ったらきちがいだ、というところで笑ってしまった。森茉莉さんのように上流家庭で育った訳ではないが、私も体力がなかったり偏食だったり、「まとも」な大人からは「甘やかされた」と言われかねないところがあるので、森茉莉さんと一緒にするのは烏滸がましいが、分かるなぁという部分があった。2017/11/17

くさてる

3
森茉莉は、本当に独特で、オリジナルで、唯一の存在だ。全集未収録のエッセイが読めてとても嬉しい。また、森茉莉と関係者の対談(丸山明宏もあり!)も面白い。さらに、笙野頼子と早川暢子の対談が森茉莉ファンとしては頷けることが多く、刺激的でした。2013/06/26

でろり~ん

2
名前だけは知っていて読んだことのない作家、その代表のような人。ふうん、女性に支持されているんですねえ。万年12歳と自分で言うあたり、自分を強く肯定していて、美意識に対する自信はゆるぎないって感じの人だったんですねえ。自己のエゴを正直に押し出していくスタイルって、最初からのものだったんでしょうか。このムック本を読んだ印象としては、なんともグロテスクな性根。でも、明治生まれの女性で、こうしたとっ散らかった感性で、少しも江戸文化を語らないって、とてつもなく凄いことなのかもね。オタク文化って世界的なものなのかな。2018/01/28

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