なぜテーマパークでは朝から風船を売っているのか？―テーマパークで学ぶビジネスの教科書

清水 群【著】

ザ・ブック（2019/07発売）

• サイズ 46判／ページ数 223p／高さ 19cm
• 商品コード 9784309921785
• NDC分類 689.3
• Cコード C0030

出版社内容情報

テーマパークはただ楽しいだけではない！　少し見方を変えれば、そこはビジネスヒントの宝庫。子供の頃のように遊びから学べる一冊。

内容説明

テーマパークはビジネスの宝庫！本書でビジネスのヒントを得て、１人でも多くの人が充実した人生を送っていただければと願っております。

目次

第１部　二大テーマパークで学んだこと（生きるうえで大切なことを学んだディズニーランド；子どものころから憧れるディズニーランド；ディズニーランドで感じた「利他の精神」；ジェットコースターの死亡事故で考えさせられる；なぜ２年でディズニーランドを辞めたのか　ほか）
第２部　テーマパークで遊びながら学ぶ（テーマパークと遊園地の違い；マーケティングの教材があるエントランス；人材育成の秘訣はジェットコースターの待ち列に？；メリーゴーラウンドに学ぶ「一流」とは；飲食店・物販店での数字の見せ方や五感の刺激方法　ほか）

著者等紹介

清水群［シミズグン］
１９８１年兵庫県生まれ。株式会社スマイルガーディアン代表取締役、テーマパークコンサルタント、中小企業診断士。日本を代表する二大テーマパークで接客、機械メンテナンス・設計、安全管理、業務改善などを１０年担当したのち、二大テーマパーク出身の日本で唯一のテーマパークコンサルタントとして独立。「世界中の笑顔を守る」という企業使命のもと、国内外の遊園地やテーマパークの経営改善、安全性向上などをサポートしている。また、テーマパークや遊園地で遊びながらビジネスを学ぶ「テーマパークで社員研修」と題した楽しく積極参加できる研修に定評がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スプリント]

ビジネスモデルを作るためのヒント集です。 この手の本は突飛なタイトルをつけると手にとってもらいやすくなりますね。

2019/12/22

[たかひー]

★★★　ビジネス入門書。基礎となることがわかりやすく記載されており勉強、知識の確認になった。

2020/10/03

[M]

表題の答えは中盤に一言書いてあるだけだけど、いままで知らなかったので良い気づきになった。全体的に分かりやすい事例集としてとらえると、顧客体験を重視するサービス業においてとても参考になると思う。

2021/11/14

[ecuas]

テーマパークは、建築、植栽、デザイナー、各種インフラ、物販、飲食等々、合わせると600種もあるといわれるほど多様な業種の集合体で、いわば小さな街のよう。様々なマーケティングの教材に溢れて、そこでの物事には全て理由がある。 「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」、レジまわりのBGMの速さ、風船が朝から売っている理由、土産商品の値段がわかりづらい理由、注意事項を伝える回数など。 当たり前にただ「見る」のでなく、なぜこうなのかと常に疑問を持って「観る」ことが大事。広い視点で様々なことを観察するようにしたい。

2021/07/15

[カンパネルラ]

興味本位で読み勧めた本です。著者は、オリエンタルランドからUSJに渡り、独立を経験された方ですが、テーマパークでの仕事のイロハを面白く、雑学のネタを増やすような観点で説明頂いております。私は、メリーゴーランドがなぜ、反時計回りなのに対して、回転ブランコは時計回りなのか。この話しを知ったときに、更に読み進めたいと思うようになりました。キャラクターや華々しい世界の裏の話はそれほどないですが、テーマパークをお客様がどうしたら喜んでもらえるのか、従業員のモチベーションはこうして維持しているのかが知れる本です。

2020/11/17