前田日明が語るUWF全史〈下〉

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前田日明が語るUWF全史〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309921372
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

再び議論の的となっているUWFについて前田が全てを語る。格闘技プロレスファン待望の前田からの反論。全2巻1987~91年編。

目次

第5章 1987年6月29日~1988年4月14日 長州蹴撃と除名
第6章 1988年3月1日~1989年11月29日 新生UWF
第7章 1990年1月4日~1991年1月7日 破局
第8章 1991年1月7日~1991年8月1日 再出発

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

速読おやじ

15
前田日明のYouTubeチャンネルで船木や古舘との対談をみて、彼の記憶力と説明力に感心する。だからこそ、柳澤の1984年のUWFはデタラメだと言い切れるのだろう。巻末に前田は裏切られたと人を悪く言い過ぎたと反省している。神や宮戸から謝罪を受けたし許そうと。高田も、それこそターザン山本も許そうと。前田はUWFでもプロレスをやろうとしていた。猪木がやろうと言った事を前田は全部やったのだ。YouTubeでも言っていたが、格闘技とプロレスは根本は同じという発言があった。どちらも強い選手しか勝たないということだ。 2021/05/10

佐藤光弘

6
「選ばれし者の恍惚と不安、二つ我にあり」 新生UWFは瞬く間に日本中を熱狂の渦に。だが、いよいよという時に空中分解。 「オレはUWFというものに対して一生分の純心を尽くしましたよ」 当時の事は振り返りたくても出来なかった。裏切っていった人間たちが詫びてきても許せなかったとも。 「いつまでも怨みを引きずって生きていたら、あのころの純粋に人間を信じて生きてきた、正しかった自分に対して恥ずかしいような気がするんです」 過去と向き合い、恩讐を乗り越え、新たな地平に進む俺たちの日明兄さんは、誠実で人間臭いままだ。2018/02/03

湘南☆浪漫【Rain Maker】

4
この上下巻の出版に塩澤幸登が絡んでいるんだけど、がっちりUWFについて語られてしまっているので、現在進行形で制作していると思われる前田日明の自伝的な「格闘者」という本の3巻目は出版されるのか不安になってくる(苦笑) 上下巻を読むと、UWFは色んな意味でインパクトのある団体だった、ということを改めて感じ取ることができる。2021/01/19

ナリボー

4
4/10 題名から期待する内容と違い、1984年のUWFへの反論がつらつらと続くだけ。1984年の〜が佐山礼讃、それに対して前田が周囲を振り回した、という構成なのに対し、ひたすら前田擁護の材料を上下巻にわたり、感情的に並べ立てるだけの稚拙な内容。目新しい情報もほとんのどなし。2019/05/25

豊平川散歩

4
1986年のUWFの反論本下巻。 前田への確認と当時の専門誌記事の確認により、相違している箇所(あまりにも多いと感じるが)について事実を知らせてくれている。自分は前田派なこともあり、これが事実なのだと信じたい。ただ、レスラー関係者全員の証言を集めると、また違う事実が出てくることになるだろう。歴史というのはそういうものだと思う。だから面白い。2018/09/02

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