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著者等紹介
松井冬子[マツイフユコ]
1974静岡県森町出身。1994女子美術短期大学造形科絵画専攻卒業。2002東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。2004東京藝術大学大学院美術研究科修士課程日本画専攻修了。2007東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻日本画研究領域修了。博士号(美術)取得。博士論文「知覚神経としての視覚によって覚醒される痛覚の不可避」。受賞歴、2006佐藤美術館奨学生優秀賞受賞。2007東京藝術大学卒業修了制作野村美術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
∃.狂茶党
12
上野千鶴子による解説と作者自身による一部作品の解題収録。 自分の肉体に向かう暴力。 死の近くでのダンス。 精神分析的想像力は、シュルレアリスムを想起させるが、解説等にそういった言葉はない。2024/04/25
たお
3
静寂な世界に描き出される美しいグロテスク。血と思うと花で衣と思うと臓物で、世界の価値観は逆転する。美しい裸体は傷つき…それでも安らいだ容貌で終焉を夢見ている……。2012/04/16
Nekono
2
マニエリスムを思わせる種々の象徴、五衰図や地獄図を連想する人物、しかし、非常に潤っている。じっとりとした熱さと湿り気が全体に漂っている。 しかも、美しい。2012/09/30