内容説明
０、１、２歳の赤ちゃん、そして妊婦さんへ。子どもが愛おしくてたまらなくなる珠玉の８０冊。
目次
１ ０歳の赤ちゃん、はじめての絵本（生後２ヶ月くらいから；だるまさんが ほか）
２ 絵本にきょうみを、もちはじめたら（読み聞かせのよさは？；いいおかお ほか）
３ 絵本のストーリーが、わかってきたら（ペースにあわせてゆったりと；ショコラちゃんのおでかけドライブ ほか）
４ 妊娠中に、読みたい絵本（いまのうちに…；ちびゴリラのちびちび ほか）
５ 子どもによい本って、どんな本？（赤ちゃんに絵本を読むコツって？；赤ちゃん絵本って、なんだかつまらなそう ほか）
著者等紹介
赤木かん子［アカギカンコ］
児童文学評論家。長野県松本市生まれ、千葉育ち。法政大学英文学科卒業。１９８４年に、子どものころに読んで忘れてしまった本を探し出す「本の探偵」として本の世界にデビュー。以来、子どもの本や文学の紹介、書評などで活躍中
加藤美穂子［カトウミオコ］
１９９８年から１２年間、やまがた絵本クラブを主宰し、絵本の楽しみを広げるあらゆる活動を展開。２０１０年、一般社団法人子どもの読書サポートアシードを設立。子どもの本で、さまざまな公益的事業を行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えり
25
本の理解は、音・響き→言葉→文→メッセージ。絵本は大人になってから読み返すとまた別の感じ方があるように、赤ちゃんには赤ちゃんの感じ方がある。読み聞かせは、文字を追うだけでなく、途中でお母さんが表情を変えたり音を鳴らしたり、言葉を添えたりして、一緒に楽しむことが大事。この本から読みたい本が沢山見つかって嬉しい＆困った！焦らずゆっくり、いろんなものを見て感じていこう♪2014/03/04
anne＠灯れ松明の火
22
遠い方のテーマコーナーで。前から気になっていた本。赤ちゃんの成長に合わせて、オススメ絵本の紹介。さらに、妊娠中にオススメな本も。出産祝いでなく、妊娠祝い好適品だね(笑) 最後の章の赤木さんからのメッセージもいい。2020/03/24
織町
16
“価値観はひとつじゃない、ということ。大人と子どもは楽しいことが違うってこと。その本が文学的に優れているか、ということよりも、その子がどのくらい深くそれを楽しんでいるかのほうがずっと大切。”80冊の絵本が紹介されていて自分では選ばないだろう本も多数あり参考になりました。絵本を読むことに縛られなくていい、読み聞かせも子育ても赤ちゃんに沿っていけばいいんですね。育児は赤ちゃんを思い通りにさせることではないから。そんな赤木さんの言葉が印象的でもありました。沢山沢山の赤ちゃんの楽しいを一緒に探していきたいんだ。2016/06/29
どら母 学校図書館を考える
15
昨日 久しぶりに覗いた019の棚で見つけた。 ブックスタートで紹介しよう。今日の赤ちゃんと絵本を楽しむ会で紹介しよう。かん子さんの、短くわかりやすい解説？の部分、一つ一つ納得。手元に置きたい。妊娠という喜びの報告を聞いたら、プレゼントしてあげたい1冊。2016/04/13
おはなし会 芽ぶっく
13
赤木かん子さんの書かれた本がわりと好きです。ちょっと辛口なところもストレートなところも。けれど本への深い愛が伝わってきます。俗に言われる「よい絵本」の定義を分かりやすく伝えてくれています。2021/08/26
