内容説明
15年の月日をかけて中国奥地で取材した「生まれ変わりの村」シリーズの最終巻!「あの世にもお金がある」「あの世には天国も地獄もない」「自殺しても来世に何の影響もない」…など、これまでの常識を覆す数々の新事実を発見。果たして、死と生の間には何があるのか?人類最大の疑問に迫ります。
目次
第1章 あの世とこの世の境目は、どこにある?(あの世ですいとんを食べていた男性;あの世の犬は一〇センチくらいだといった人;あの世にも紙幣が流通しているといった人 ほか)
第2章 魂は同じでも、肉体が変わると性格も変わる?(生まれ変わった母を受け入れられない息子;生まれ変わって、足の障害が完治した男;「この子はこんな体だから助けないで」といわれた女性 ほか)
第3章 輪廻したいですか?輪廻を終えたいですか?(あの世では裸足だったといった人;生まれる前に新しいお父さんと話をした人;夫に密通され、井戸に飛び込んで自殺した女性 ほか)
著者等紹介
森田健[モリタケン]
1951年、東京都生まれ。上智大学電気電子工学科卒。富士通(株)を経て、コンピュータソフト会社を経営し、開発した通信ソフトが郵政大臣賞を受賞。1996年に社内に不思議研究所を設置(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ただぞぅ
5
前世の記憶を持って生まれ変わる魂は変わらないのに性別、身体的な違いから性格が変わってしまうのが不思議でならない。同じ魂であり「私」という人間であるのに変わってしまうのは何の意味があるのか。しかし肉体が変わらない限り性格は変われないと思えば今の性格も「ご縁」のようなもの。また生きる目的を持つことは当然と考えられ、目的に邁進することが大切だと言われているが、目的がないとダメというわけではない。勿論辛い状況に置かれている時は生きる指針として必要だが、日々の暮らしでは、好奇心に基づき行動すればいい。目的は不要だ。2022/02/27
Hirouch
4
2でやめようかと思ったのですが、結局3も読みました。 2と違って、3は新たな展開があったりで少し楽しめました。 ここまで来たら最終巻4も読むかな。。2020/10/27
Jiemon
3
1巻目~3巻目まで内容はほとんど同じ。ただ最後(223p)に良いことが書いてあった。今世で持って生まれた性格は、今世でしか経験できないものだから無理に世の中の単一規範に従って性格を変えようと思わず、自分の性格をあるがまま全肯定し、それを楽しんで生きてゆこう。そうすれば生きてゆくのが楽になるということ。もちろんこれは自分だけでなく、他人を許容することにも当てはまる。そうするともっと住みやすい世の中になる。2011/10/23
ybhkr
2
全三巻読み終えました。純粋なフィールドワークのインタビュー集。臨死体験での閻魔や罰せられる証言は日本の臨死体験証言にはないもの。やはり民族的バックボーンはあると思う。ここでは検証されていないけど宗教や思想にも左右されるのではないかな?日本の臨死体験では川と花畑がデフォですし。逆に人間は現世で一番強く思ったあの世に行けるのではないかしら?わたしは猫飼いで猫を亡くしているので虹の橋に行きたいから、それを強く思っておこうかと思った。2013/02/09
鵞鳥
1
前世の話をすると体調が悪くなるという傾向は、興味深い。2018/08/19