内容説明
市場とは、銭を巡る男たちの戦場である。米、株、糸、船、土地、通貨…多彩な相場に挑む天才相場師たち。一攫千金、財閥の礎を築く勝者と一擲万金、身代潰す敗者の記録。
目次
第1部 相場師(ネイサン・ロスチャイルド―ワーテルローの会戦で巨利;磯野小右衛門―北浜を二十年に亘り統率;光村彌兵衛―流転の前半生、後半は幸運重ねる;古河市兵衛―鈍根運で「鉱山大王」へ;中村道太―華麗な前半生、零落の後半生 ほか)
第2部 先物寸言(投機を積極的に評価した男;真の黒船とは何か;古くて新しいバイカイ問題;「松豊」を育てる時;相場は爽快である ほか)
著者等紹介
鍋島高明[ナベシマタカハル]
昭和11年高知県生まれ。私立土佐高校を経て、34年早大政経卒、日本経済新聞社入社。47年商品部次長、夕刊コラム「十字路」に執筆、58年同編集委員、夕刊「鐘」、朝刊「中外時評」に執筆。日経産業消費研究所、日経総合販売を経て、平成9年友人5人で市場経済研究所を設立、現在代表取締役会長。14年古本のインターネット販売・五台山書房を創設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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