伊藤彦造イラストレーション (新装増補版)

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  • サイズ A4判/ページ数 199p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784309906829
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0071

目次

大正10年代―新聞挿絵にデビューの頃
昭和初年代―『少年倶楽部』時代
昭和10年代―愛国者としての道
昭和20年代―『少年画報』時代
昭和30年代―学年雑誌時代
昭和40年代―名作文学の時代

著者等紹介

伊藤彦造[イトウヒコゾウ]
明治37年(1904)2月16日、大分県大分市に生まれる。大正4年(1915)大阪御津尋常小学校卒業。大正5年(1916)東京朝日新聞社に給仕兼記者見習いとして入社。仕事に励むかたわら、絵の修業を始める。大正6年(1917)文展に日本画「或る日」を出品、入選する。大正14年(1925)1月、『大阪朝日新聞』の「黎明」(番匠谷英一作、1~3月)の挿絵を描き、挿絵画家としてデビュー。平成16年(2004)9月9日、生涯を閉じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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出世八五郎

10
剣豪伊藤一刀斎を先祖に持つ。(高畠)華宵事件を契機として世に踊り出る。大正~昭和と活躍した挿絵絵師。ちょっとした透視能力を持ち、子にも受け継がれる。気迫の人であり、おかず断ちとして制限断食で作品制作に取り掛かる。時に墨に自分の血を混ぜて絵を描く。その気迫が作品から漂うのかも知れない。作品から感じるのはそのペン画による細密さ。下書きもほとんどしなかったという。長女浅子も絵を描いたが、父に似ていると言われ『父が汚されるのが嫌』と言い筆を断念した。彦造デビュー時の父との短刀逸話も感動的。表紙は丸橋忠弥めし捕り。2016/12/29

芳樹

3
弥生美術館で伊藤先生の作品を観たので、もっと間近で観るべく図書館で借りた。ベタやトーンは一切使わず細い線を重ねた作品は何れも美麗としか言い様が無く、時に艶かしく時に力強い視線にドキリとする。正に心血を注いだ素晴らしい画集だと思う。また娘さんの作品も画風がそっくりでとても素敵なのに、似てる事が元で描くのを止めてしまわれた事を残念に思う。2014/05/21

小林ミノリ

2
ペン画の神業がここに!! 弥生美術館に行きたいなぁ。

achamo.orange

2
美麗!2011/02/01

真魚

0
弥生美術館の展示会で現物に感動して買い求めた素晴らしい画集。幾度か模写した。2004/06/08

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