内容説明
男・天野宗歩に男が惚れる家元派(江戸)と天野一門(京都)の天下分け目の大勝負を描いた傑作。
著者等紹介
倉島竹二郎[クラシマタケジロウ]
1902年、京都生まれ、1986年没。慶応大学文学部国文科を卒業後、「三田文学」に短篇小説を発表。1935年、「東京日日新聞社」(現・毎日新聞社)入社、「竹次郎」(本名)の名で名人戦観戦記を執筆、以後50年にわたって観戦記を書き続け、新聞観戦記者の名を高めた。戦時中、数度の応召を受け、戦後作家活動にはいる
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