内容説明
日本において多くの英語辞書編纂に関わってきた著者による、より高次元の英語・英文法解説。日本語との比較を加えた斬新な切り口が、あなたの英語を変える。
目次
「中間動詞」と「中間態」
動詞はどこまで「軽く」なれるか
動詞の意味と文法パターンの因果関係
頭や心の中の出来事に関わる動詞の特性
speakとtalkは発言に関わる動詞か
“have a headache”を「頭痛を持っている」と訳せない理由
空間中心の英語と動詞中心の日本語
英語に“apple”は存在しない
“next Friday”とは、いつのことか
言語学習のタテ軸とヨコ軸
外国語学習は、名詞と動詞のどちらが大切か
今すぐ発音がよくなる方法
英会話という神話
著者等紹介
バーナード,クリストファ[バーナード,クリストファ][Barnard,Christopher]
カリブ海のセント・ルシアに生まれる。イギリスで学び、ケンブリッジ大学を卒業。その後、アメリカのコーネル大学で言語学の修士号を取得したほか、テンプル大学でも教育博士号を取得する。日本では言語教育や辞書学の分野で幅広い著作活動を行っている。帝京大学助教授
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1039kuri
12
動詞も前置詞も、ぼやーっとしてた部分が少しだけだけれど、クッキリした気がする。語学苦手人間なだけに、ほんの少し、ってところがミソです。2013/08/27
ぱそほし
0
「中間態」「動詞の軽さ」「動詞6グループ」は、それ自体が有用なアイデアというよりも、そういう観点から英語を見ると、例えば動詞が他の単語とどういう位置づけにあるかを確認しながら勉強することができるように思え、その点で有用だと感じました。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ p.96の「haveのコア→派生図」は本書の考え方をとてもよく表していると思います。。そしてもう一つ、p.118「I sweat over the task.」私はその課題に汗水たらして取り組んだ。は、「2016/09/28
gkmond
0
数年ぶりに再読。2012/06/03
おっとっと星
0
英語は空間。2011/12/07