内容説明
いま、世界中で、代替医療&統合医療へ向かう医療改革の流れが進んでいる。日本でも、多くの施設で東洋医学、免疫療法、自然療法などが活用され、西洋医学一辺倒だった医療の世界に新しい風が吹き込まれている。この本では、代替医療・統合医療を受けたい人、学びたい人、実践してみたい人のために、臨床・教育・研究機関、関連団体、おすすめ書籍からネットサイトまで、あらゆるデータをリストアップ。さらに、誤解されている代替医療の常識もわかりやすく解説した。絶対に役立つ必携の一冊。
目次
1 代替医療とは?
2 代替医療の分類
3 個別の代替医療のいろいろ
4 代替医療の問題点
5 代替医療を利用する時の注意
6 代替医療を学びたい時の注意
7 代替医療を研究したい時の注意
8 代替医療を提供したい時―必ず医師の指導のもとで行うこと
9 代替医療の研究や研究成果の情報を得るには
10 代替医療イエローページ
11 代替医療の将来像
著者等紹介
上馬場和夫[ウエババカズオ]
1953年広島県まれ。医師、医学博士。広島大学医学部卒業時より、将来の医学は、東洋医学と西洋医学の融合したものだと認識し、虎の門病院内科で幅広く西洋医学を研修した後、北里研究所付属東洋医学総合研究所ならびに同研究所BIセンターを経て、1999年富山県国際伝統医学センターに入所。現在同センター次長。日本補完代替医療学会理事、日本臨床薬理学会評議員、日本アーユルヴェーダ学会理事、日本ホリスティック医学協会理事、日本温泉気候物理医学会評議員・同認定医、温泉療法医、国立健康栄養研究所認定NR(栄養情報担当者)。アーユルヴェーダの脈診に関する現代医学的研究に対して、インド・グジャラート・アーユルヴェーダ大学からゴールドメダルを授与。東洋と西洋、伝統や宗教と科学の融合による真の生命科学の創生をめざす研究をライフワークとしている。その一環として毎年「健康のツボ講座」を5回シリーズ/月1回で開催している
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