内容説明
大ベストセラー「バカの壁」でさまざまな波紋を投げかけた解剖学者と、137億年の宇宙から「人間とは」「いのちとは」を説く理論物理学者が憂い、また期待を込めて語る。言葉、音楽、日本語、感性、対極・陰陽、数学、情緒、美、日本、教育、環境、人間、男と女…。
目次
第1章 宇宙・音楽・生物(地球に似た星が見つかった;小説や映画に潜む意外な皮肉がおもしろい ほか)
第2章 意識・言葉(対極のものは同時にある;西洋の一元論、東洋の二元論…だから人間は両方持っている ほか)
第3章 戦後教育の失敗(「じゃあどうしたらいいんですか」ではいけない;教師の言うことを即実行しないように教育される ほか)
第4章 男と女と脳と数学(男と女の違いは、ビリと一等の違いと同じ;男女が互いに理解できないのは当たり前 ほか)
著者等紹介
佐治晴夫[サジハルオ]
1935年東京生まれ。理学博士。立教大学理学部卒、東京大学大学院物理学専攻。東京大学物性研究所、玉川大学教授、県立宮城大学教授などを経て、2004年より鈴鹿国際大学・短期大学部学長。無からの宇宙創生の理論、ゆらぎ理論の第一人者。1/fゆらぎを“ゆらぎ扇風機”などの家電製品に応用したことでも知られる。米航空宇宙局(NASA)の太陽系・外惑星探査機ボイジャーにE.T.へのメッセージとして、バッハのプレリュードの録音盤を搭載した話は有名
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年神奈川県鎌倉市生まれ。医学博士。東京大学医学部卒業。1995年東京大学医学部教授を退官。1996年より北里大学大学院教授。東京大学名誉教授。専門は解剖学
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