父と娘の昭和悲史

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父と娘の昭和悲史

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309905648
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0095

内容説明

言論は無力であったか!戦争をとめられなかった父の無念。戦争のない世を残せなかった娘の悔恨。歴史はくり返すのか!今ふたたび昭和を検証する。

目次

第1部 昭和初年から二・二六事件まで(サムライ新聞人の食卓談義;前置き―二つの前提)
第2部 昭和十一年から昭和十五年大政翼賛会まで(日本存亡の危機、「考える葦」のひとりとして;支那事変、大政翼賛会)
第3部 昭和十六年から昭和二十年の敗戦まで(言論人への弾圧、矢面に立つ父;太平洋戦争・官僚政治の欠陥)
第4部 敗戦から昭和二十三年父の死まで(自由・平和・日本;父の「残念」と母の「無念」をはらしたい)

著者等紹介

紀平悌子[キヒラテイコ]
昭和3年2月2日九大教授佐々弘雄の長女として福岡市に生まれる。昭和23年聖心女子大専門部歴史科卒業後、市川房枝氏の門下入りし、婦人・市民運動の道に入る。25年、日本婦人有権者同盟事務局員、28年、参議院議員となった市川氏の初代秘書、39年有権者同盟事務局長を経て47年、同会長就任(平成16年3月現在現職)。平成元年7月23日、第15回参議院議員選挙熊本地方区でトップ当選(33万2699票)、無所属・革新の立場で、参院法務委員会委員として力を尽くす。座右の銘は「人の価値は棺を覆いて後分かる」。家族は息子が一人
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