内容説明
満天の星空の下、未知の大海を行く航海者・科学者クック。クックに魅せられ、世界各地にその足跡を求め、クックの見た星空に想いを馳せる。
目次
南天星座のロマンと謎
南天星座の完成
キャプテン・クックの大航海と星
クックの第二次・第三次航海
太平洋の星
南の星空への招待
著者等紹介
村山定男［ムラヤマサダオ］
１９２４年東京生まれ。１９４６年東京帝国大学理学部化学科卒業。東京（現国立）科学博物館嘱託に採用され、以後１９８９年３月まで同館に奉職。理工学研究部長で定年退官。この間、天文学、宇宙科学の普及に努め、多くの天文ファンを育てた。ラジオ・テレビ出演、講演等いずれも２０００回を越えた。１９９０年より２００１年まで天文博物館五島プラネタリウム館長も勤めた。１９７１年フランス天文学会アンリ・レイ賞を受賞。１９９４年勲三等瑞宝章拝受
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感想・レビュー
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中将(予備役)
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南天の魅力が幅広く語られていて、面白く、読みやすかった。金星日面通過を調べる上での資料なのでクック時と同じ時の他の記録が有ればもっと嬉しかったがまあ仕方ない2012/01/03
ハミーネス
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アケルナルのエピソードが印象に残った。死んだ従兄との思い出。著者ももう亡くなったんだよなあ。いつまでも好奇心を抱き続ける。こんなふうに年を取りたいものだ。子供向けかと思いきや一度読んだだけでは理解できない天文理論があって読み直したい。2020/12/28
