内容説明
本書は、東洋の知恵を川柳で明るく説きました。子育ての悩み・学級崩壊・離婚の危機・病苦…死への恐怖も克服する処方箋です。
目次
第1章 人生のパズルに愛というヒント―悩みからの脱却(朗らかな男で皆を疲れさす―川柳で起こす明るい波動;若者が立つと二人の席になる―電車の中の出来事・三話;子を許す泰山木はきっと咲く―学生から社会人へ・三話 ほか)
第2章 親に背を向ける初めのランドセル―学ぶ、育てる(立てば歩め歩めば塾へやりたがり―早期教育は効果があるのか;親に頼るなという愛だってある―いまの子どもに欠けている三つのもの;素直さをわが子に願い童話読む―庭訓 ほか)
第3章 人文字の濁点にいる君と僕―まんだらでもない人間論(人事部がぼくの終わり値告げに来る―天声人語を聴く;合鍵でぼくの心を開けにくる―人間の心を開ける合鍵は何か;その先は聞くまい酒を注いでやり―相手の立場に立つとは ほか)
第4章 乗りたくもないが一度は霊柩車―死生観をめぐって(猫にさえしあわせ多い名をさがす―空;血統は主人様より犬が上―神様の御使い;乗りたくもないが一度は霊柩車―未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん ほか)